波があるようだ

ただ、なんとなく、バットを繰り返し振るように書き連ねる文章たち。

深い意味も、意外などんでん返しも必要ない。

ただ、書きたいことを書こうとする。
そんなとても低いハードルのはずなのに、書きづらくなる時期がある。

それは短いと2〜3日、長いと数ヶ月。

そこを通過すると、また楽しんで文章を考えられるようになる。

これってなんだろう。

つらつらと書ければいいかというと、そうでもないし、むしろ書き続けているうちにすり減っていく感じもする。
書けない、それは充電なのだとも思う。

生きていると色々とある。
時に良かったと思ったり、嫌だなと感じることもあるし、時間が経ったら良かったと思ってたはずのことが不快に感じたり、嫌だった記憶が突如として光り輝き出すこともある。

これもまた、なんだろう。

ある同様の事柄を見つめていたとしても、
ある時はそれについて書きやすかったり、書きにくかったり。
また、美しく見えたり、汚くみえたり。

そんな浮き沈みの繰り返しが線状に重なり合い、繋がり合っているようだ。
なにやら波が心を揺さぶっている、そんな心持ちがする。

波形に合わせて気分も精神も大方引っ張られていく。

もし波があるのだとしたら、
焦らず、身を任せ、漂い続けるにかぎる。

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