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48. スリークロスの面白さ5|フロアでの写真と賞状と

マーチング祭®︎ 

1|フロア / ステージでの写真

2022スリークロス関西奈良 HOTKINGS

上掲のような写真は、
スリークロス終了後によくSNSに投稿される。
賞状と一緒に写る嬉しそうな表情。
他チームとの交流。
充足感に満たされる時間だ。

こうした時間を創るために、
どの会場でもイベント終了後に
フロア / ステージを開放している。
これまでの努力や頑張りに浸る者もいるだろう。
フロアで他チームの友人と一緒に写真を撮る者もいるだろう。
ここでしか体験できないからこそ、価値がある。
この時間もスリークロスの楽しさの一部だ。

2|賞状がもつ意味

フロアで互いに賞賛し合える。
同じフロアに立ったもの同士一緒に写真を撮る。
これらは賞状があるからできる。
賞状があるから、記念になる。

感謝の気持ちを伝えることもできる。
家族/友人、お世話になった方々に賞状を見せることで、感謝の気持ちを示したり、一緒に喜んで貰えたりする。
こうした時間と機会も スリークロスは創りたい。

3|1996 Phantomでの原体験

どうして賞状に拘ったのか?
どうしてフロアでの写真なのか?
原体験がある。

初めてDCIでマーチした1996 Phantom Regiment。
その年、DCI 優勝した。
Phantom Regiment 史上初めてのことだった。
優勝すると、
CHAMPIONと刻印されたメダルが貰える。
スタッフの手によって、
一人一人首にかけて貰える。
この瞬間に、優勝したことを実感する。
フィールドから観る景色。
チームメイトとの歓喜の時間。
フィールドに降りてきてくれる 友人/知人。
言葉にし尽くせない充足感に満たされる時間だった。

1996 Phantom Regiment Winners Show 後に、
一人の男性が私に話しかけてきた。
「サトシ、おめでとう!」
声の主は、エディー・B・マーチン氏だった。
エディーは、私のオーディション用に撮ったビデオテープを Phantomのofficeに郵送してくれた方だ。(エディーは日本語が話せる)
エディーがいなければ、Phantomでマーチすることもなかったし、歴史的な優勝という体験もできなかった。
エディーを見つけた私は、思わず言った。

エディー、優勝した!
エディーのおかげ。ありがとう!
これ(メダル)エディーにプレゼントしたい。

もちろん、エディーはびっくりしたし、断った。
「ぜひ受け取ってほしい」と、受け取ってもらった。
私にできる最大限の感謝のカタチだった。
アメリカでのこの強烈な体験は、20年以上の時を経てもなお色褪せない。

"フロア でのエピソードもプレゼントしたい"
理屈なんかいらない。それだけだ。

1996 Phantom Regiment Final

4|*USE YOUR STRENGTHS.

活動は一人ではできない。
あなたの知らないところで、
貴方の為に動き、
貴方を想い、
貴方を支えている方がいる。

一人では到達し得ないことを、
たくさんの方々との繋がりを通して
成し得て欲しい。
頑張る姿を通して応えて欲しい。

そんな想いと楽しさ、気持ちがギュッと詰まった
"一枚の賞状"
"フロアでの時間"

多くの方々に、こうした時間と機会を届けたい。
スリークロスの楽しさを通して。
心から想い、願う。


46. スリークロスの面白さ5|フロアでの写真と賞状と


"マーチングを、もっと近くで"
*USE YOUR STRENGTHS. / MIX3™️
Produce by マーチング祭®︎


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