見出し画像

29. roots①|1992 The Blue Devils|ハマる / 出逢い

諸見賢

1|3つのRoots

マーチングに関してのRootsが3つあります。
① 1992 Blue Devils "Big ,Bad and Blue"|ハマる / 出逢い
② 1994 Blue Devils " My SpanishHeart"|Marching Music Roots
③ 1993 Star of Indiana "Medea's Dance of Vengeance"|Marching Visual Roots
本稿では、①について記します。

2|初めてDCIを観たのは中学生

初めてDCIを観たのは中学生1年の終わり頃。
吹奏楽部に所属してた顧問の先生が、観せてくれたDCI Finalビデオでした。(恐らく1988年final)
・野外
・スタジアム
・夜
・ものすごい歓声
・ユニフォームの格好良さ
・初めて聴く音と音圧
始めてみる世界に、強烈に心を掴まれました。

3|高校でできた 「好きなチーム」

DCIファイナルをビデオで観せてもらった中学生だった当時、自分で自由に観れる環境はなかったため、どんな団体があるのかはよく分かっていませんでした。
マーチングをしている高校に進学し、音楽室でDCIを観る機会が増えました。そこで「DCI」が、
 - 組織
 - たくさんのチームがある
 - 毎年開催されている
ことがだんだんと分かってきました。
そうして心に留まったチームが"1992 Blue Devils"でした。

4|1992 Blue Devils/Big,Bad and Blue

1992 Blue Devils

好きなチーム/ショウができると、「好き」がどんどん大きくなって、一気にハマります。
 - オープニングの始まりのドキドキ感
 - ファーストヒットのコード
 - 綺麗カッコイイカラーガード
 - なんでシャツはだけてるの?
 - 嵐のようなバッキング
 - 理解が追いつかないドラムフィーチャー
もう何をどう表現して良いのか分からなかったので、"カッコイイ"で一括りにして強烈に浸りました。

5|"when a man loves a woman"

1992 Blue Devilsのショウはどこも好きだけれども、特に、特に、特に最後の曲「when a man loves a woman」は、私の心を掴みました。
高校生の頃、足を広げて、体を反らせながら吹く姿に自分を重ねて、友達とよく真似して楽しんでいました。
免許を取ってからは、車で聴く曲はBlueDevilsばっかりで、大音量で何度も何度も「when a man loves a woman」を聴いていました。

[好きなところ]
 -  9"26|セクシー&いきなりffで心掴まれる
 -  9"53|このメロディーで、メロが吹きたくなる
 - 10"21|ソプラノのメロディー ここは天国
 - 10"40|この足の切り替え、何度も真似した
 - 10"48|なんで足をバタバタさせているのか分からないけどイイ
 - 10"50|ハイノート"ピャー"からのヒットで優勝
 - 11"18 |もう叫ぼう  一緒に叫ぼう

6|一つだけ選ぶとしたら

「最も想い入れのあるショウを一つだけ選んで」
と言われたら「1992 Blue Devils」を選びます。
 - アメリカでマーチしたい
 - マーチングってカッコイイ
 - こんな世界があること
を示してくれたショウだと想うからです。
今でもたまに観たくなります。
今でもやっぱり心が躍ります。
このような楽しさを、もっともっと広げたい。
今日もサイコー*

29. Roots①|1994 The Blue Devils|ハマる / 出逢い

_____________________
[諸見賢|Satoshi Moromi]
1996 – 1997 Phantom Regiment
1998 – 1999 The Blue Devils
1997 – 1998 DCI I&Eコンテスト1位|Solo Tuba
2004 尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科卒業
同大学卒業演奏会出演
Tubaを上江洲安彦 安元弘行 荻野晋
ピアノを照屋充子
室内楽を後藤文夫 和声法を斎藤弘美 各氏に師事
一般社団法人日本マーチングバンド協会公認指導員
マーチング祭組織委員会 副会長
DCJ 公認審査員

[Drum Corps Fun:掲載記事]

[執筆希望のみなさま]
⑴「MEP™️」にご登録ください。(HP参照)
⑵ 後日、事務局よりご連絡致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?