MARCHING bldg.

2020年10月に鳥取県鳥取市でオープンしたリノベーションシェアハウス"MA…

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2020年10月に鳥取県鳥取市でオープンしたリノベーションシェアハウス"MARCHING bldg.(マーチング・ビル)"の公式noteです

最近の記事

オープニング・イベント レポート

長らくお待たせしました!note第9回は、オープニング・イベント レポートをお届けします。 11月現在、無事にオープンして1ヶ月ほどが経過し、住人たちの新しい暮らしが始まっています。noteも連載を再開し、今後はMARCHING bldg.のくらしと、訪れる人たちについてお届けできればと思います。まずは、オープニング・イベントを振り返ってまいります! オープニング セレモニー・内覧会 来たる2020年10月14日(水)、MARCHING bldg.シェアハウスのオープ

    • MARCHING bldg.オーナー マツキさんインタビュー

      note第8回は、MARCHING bldg.のオーナー、マツキさんへのインタビューをお届けします。 建物の歴史や、リノベーションまちづくりに協力しようと思われた意外なきっかけなどを聞いてまいりました。 まずは、ビルの歴史について教えてください。 『あの建物は、昭和30年代中盤に私の祖父母と両親が建てたもので、当時は3階建てでした。 当初は「まつき陶器店」を営んでいて、昭和50年代に入ってから、商品を保管する倉庫のスペースを増やすために、3階建てビルの後ろ側に5階建て

      • 9月のDIYウィーク レポート!!

        note第7回は、9月の第4週に行ったDIYの様子についてレポートします。 9月21日(月)、DIYウィーク初日は、「オンライン関係人口未来プロジェクト」のイベントに参加された方々がMARCHING bldg.の見学に来られて、住人たちと一緒に部屋の壁塗りも体験していただきました! ※「オンライン関係人口未来プロジェクト」についてはこちら この日は好天に恵まれ、気温も20度前後と、すっかり秋らしく過ごしやすいDIY日和でした。 当初は3部屋ほどを塗装する予定でした

        • 「民藝」について

          note第6回のテーマは、「民藝」です。 ”MARCHING bldg.がある通りは、鳥取民藝美術館や「たくみ工芸店」が特徴的な民藝館通りです…”と導入部で説明することが多いものの、そもそも「民藝」とは何か。筆者は鳥取に来るまで知らなかったのですが、同物件を通じて触れる機会も多く、興味をひかれたので少しまとめてみました。 民藝 日本民芸協会のHPによると、民藝は以下のように説明されています。 『民藝運動は、1926(大正15)年に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによっ

        オープニング・イベント レポート

          9月5日のMARCHING bldg.

          note第5回の今回は、工事が進んでいるMARCHING bldg.の様子をお届けしたいと思います。 9月5日(土)、まるにわメンバーの谷口さん(hac.一級建築士事務所)、彩さん(株式会社nido)、マツトソさん(松岡塗装店)と入居予定の住人が集まり、MARCHING bldg.のシェアリビングの床の素材を決定しました。 この旧「バラエティ雑貨まつき」ビルでは、雑貨屋になる前は陶器店を営んでいたため、3階は陶器倉庫となっていました。「まつき陶器店」の名残は、ビルの外

          9月5日のMARCHING bldg.

          民藝館通りプロジェクトについて

          note第4回の今回は、ゲストに株式会社まるにわ代表の齋藤さんと、「MARCHING bldg.」の住人の田畑さんをお招きし、「MARCHING bldg.」が生まれるきっかけとなった「民藝館通りプロジェクト」について振り返ってみたいと思います。 よく晴れた土曜の午後、お二人には実際にまちあるきをしていただきながら、お話を伺いました。 インタビューの前に、まず「民藝館通り」はどんなところなのか簡単に説明しますと、地図上では鳥取市栄町と今町にまたがる「錦通り」のことを指

          民藝館通りプロジェクトについて

          鳥取市のリノベーションまちづくりについて(後編)

          前回に引き続き、鳥取市のリノベーションまちづくりの話をしていきたいと思います。 2014年頃から活発になったリノベーションまちづくりの動きですが、「リノベーションスクール」や「空き家会議」などのイベントを通じて、遊休不動産がさまざまな可能性を秘めていることが、徐々にまちの人たちにも浸透していきました。 現在、「MARCHING bldg.」に成るために工事が進んでいる旧「バラエティ雑貨まつき」のビルも、”空き家会議vol.2「学」”で会場になったことがあります。 ちょ

          鳥取市のリノベーションまちづくりについて(後編)

          鳥取市のリノベーションまちづくりについて(前編)

          「MARCHING bldg.」のある鳥取市は、人口55万人(2020.1)を抱える鳥取県の県庁所在地であり、人口18万人(2020.6)を数える中核市のひとつです。 いわゆる「平成の大合併」により、2004年に国府町、福部村、河原町、用瀬町、佐治村、気高町、鹿野町、青谷町との9市町村合併を行い、合併当時は人口20万人を超える新「鳥取市」が誕生しました。 全体の面積も広く、個性的なエリアを多く持つ鳥取市の歴史もたいへん興味深いのですが、そのお話は先の回に取っておくことと

          鳥取市のリノベーションまちづくりについて(前編)

          鳥取市のリノベーションシェアハウス、はじまります

          2020年10月、鳥取県鳥取市栄町の民藝館通りに、シェアハウスが誕生します。 営業を終了し、約4年前から空き物件となっていた「バラエティ雑貨 まつき」の店舗兼住宅ビルをまるごとリノベーションし、鳥取のまちなかの新しい暮らしをつくりだすシェアハウスとして、また鳥取のまちなかの新しい働き方をつくりだす拠点として、生まれ変わります。 名前は、MARCHING bldg.(マーチング・ビル) 「マーチング」とは、楽器を演奏しながら行進すること。また、音楽と動きの調和がとれた演奏形

          鳥取市のリノベーションシェアハウス、はじまります