小さな一歩がその先をガラリと変えた話
時間がないからできない、やってみたいけど自信がないからやっぱりやめておこう。そんな風に思っていることはありませんか?
うんうんわかります。
私も悩んでなかなか進めなかったことあるから。
でも、一歩踏み出すことでその先の人生が大きく変わることもあるんです。そんな大げさな…って思いますよね?
でも、あの日の一歩がなければ、私はWEBライターの仕事はしていなかったかもしれません。
そんなきっかけとなった会話のこと、ほんの小さな一歩がその先の方向をガラリと変えた話、聞いてもらえますか?
とりあえずセミナーへ
「こんなのやるんだって」と夫が見せてくれたのは新聞の地方欄。そこには数日後に開催される「Web系在宅ワークセミナー」の情報が載っていました。
数日後に開催予定のセミナー情報を今ごろ新聞に載せるなんて、よほど人気がないのかな?
そんな会話をして終了、のはずでした。
夫から「ヒマなら行ってみれば」のひと言がなかったら。
いつもなら「ヒマじゃないわ(笑)」と返すところだけど、なぜかその時は素直に「とりあえず行ってみるか」となり、その日のうちにメール申し込みへ。
ヒマってわけじゃないけどこれといって用事が入っていたわけではない。
そうだ、話を聞いたついでに会場近くのデパートでお買い物でもしてこよう。娘の帰宅時間にも間に合う。
当時、娘は小学校に上がったばかり。
出産で退職してからずっと仕事はしていなかったけど、そろそろ仕事をしたいなとはぼんやり考えてた。
でも具体的な話をしていたわけでもなかったので、あの時なぜ夫がそんなことを言ったのかは、今となっては謎です。
そして私がなぜ素直に行ってみたのかも。
申し込みのメールに返信はなかったけれど大丈夫かな?
東京の会社みたいだけど、自治体の事業だしそこは安心よね。とりあえず行ってみるか。
そんな小さな一歩が、その後の人生をガラリと変えることになりました。
とりあえず講座申し込みへ
バタバタと家事をすませていたら遅くなってしまい、時間はギリギリになってしまったけど、せっかく申し込んだんだからとあわてて会場へ。
受付の男性に数日前にメールで申し込みしたことを伝えると「名前を書いて入ってくださいね」と誘導してくれました。
…中に入るとすごい人!!
100人以上の人がすでに座っていてびっくり!
(120名ほどの参加者だったらしいです。人気のないセミナーかと思って本当にすみませんすみません…)
そもそも急に行くことにしたので、事前情報をほとんど把握していなかったんですが、それは、クラウドワークスという会社のセミナーでした。
先ほど誘導してくれた男性が登壇していろいろと説明をはじめたけれど、クラウドワークスについてもあまり知らなかったし、クラウドソーシングってなにそれ?な状態のまま聞いていました。
どんな会社なのか、どういったお仕事があるのかなどの説明に続き、先輩ワーカーさんお二人が登壇されました。
ふむふむ、PCとインターネット環境があれば、家で仕事ができるのか、なるほど。
スキマ時間でもできるから、子育て中でも大丈夫とな。ふむふむ。
まあ、せっかく話も聞いたことだし、とりあえずやってみようかな。
何よりも響いたのは、説明をしてくれたクラウドワークス社員の方の熱量。
こんな地方の街に住んでいても、子育て中でも、家事をしながらでも、PCとインターネット環境があればスキマ時間でいろいろな仕事をすることができる。離れた場所にある会社の仕事を受けることができる。そのためのプラットホームがクラウドワークスなのだと。
そんな話を聞いていてふと思い出しました。
そうだ、私、会社員時代はずっと走り回っていて本当に大変だったけど、でも、仕事をすること自体は好きだったんだ。
子育てが落ち着いたらまた仕事はしたいと思っていたけど、小学生の娘を育てているいま、会社員として仕事を再開するのはとても現実的ではないなと、少し諦めてたこと。
…気がついたら私、その場で数週後に行われる講座への申し込みメールを送っていました。むちゃくちゃ熱量のあるコメントを添えて、笑
そして5年目へ
あれからWEBライターをはじめて、丸4年がたとうとしています。
ゆっくりのんびり進んでいるので、4年が過ぎたといってもそれほど多くの実績を残しているわけではありません。
それでも、特にこの1年ほどは、取材込みの記事を書くようになったり、みんなのカレッジ(旧クラウドカレッジ)のスタッフとして活動をしたりと、濃厚すぎる日々を送っています。
ライティングについての本や取材についての本などをあれこれと読みあさったり、オンラインセミナーを受講したり、自分自身もさまざまなことを学んだ1年でした。
まずは一歩先へ
最初のセミナーの後、実践講座にも参加し、多くの仲間もできました。
あのセミナーに行かなかったら、あのとき登壇していた男性や先輩ライターさんと一緒に仕事をしたりパンケーキを食べに行ったりはしていないだろうし、その後の講座で出会ったライター仲間と一緒に仕事をしたりパンケーキを食べにも行ってないでしょう。
あの日をきっかけに出会った皆さんとは、仕事やコミュニティで今もつながっています。
あの一歩がなかったら、違った今を過ごしていたのかもしれません。
もし今、何かを始めてみたいけれど時間がないし自信もないし、まあいいやと思っていることがあるなら、少しだけ後押しをさせてください。
「それ、とりあえずやってみようよ」
その一歩が、あなたのここから先の人生をガラリと変えてくれるかもしれませんよ。
やってみて違うと思ったらやめてもいいんです。方向を変えてもいいんです。
どう進んでいくかなんて、やってみなくちゃわからないんだから。
読んでくださり有難うございます!