嵐と過ごした2020年!娘とともに走った怒涛の一年間
「嵐のコンサート、行ってみたい」
そう娘が言ったのは、2019年の秋ごろだった。
2020年末には活動休止をするとすでに告知されているあのジャニーズの嵐だ。活動休止前の2020年5月に、新しくなった国立競技場での野外ライブが開催されると発表されたのを知ったらしい。
新国立競技場のこけら落としか。新国立競技場…それは母も行ってみたい(←ちょっと目的が違う)
たぶんチケットは取れないだろうけれど、3歳の頃からテレビに嵐が出ると飛んできていた娘のために、まあ、やるだけやってみるか。なんて軽い気持ちだった2019年末には、まさかあんな2020年が待ってるなんて思いもしてなかった。
チケット取れませんでした、残念!で終わるはずだったんだ。
思っていた以上に怒涛だった、娘と嵐と一緒に走った一年を振り返ってみようと思う。
1.ファンクラブに入る
ジャニーズはファンクラブに入らないとチケットは取れない。
いや、入ったところで取れるとは限らないのがジャニーズだ。ファンクラブに入っているのに何年もチケットが取れないなんて、よく聞く話。
特にいま(2020年)の嵐である。年末に活動休止をするあの嵐のチケットである。いまさら入ってもまずチケットなど取れはしないだろう。
でもね、チケットに関しては最善を尽くしたい(笑)それだけの理由で、ファンクラブに入ったのは2020年1月。残り1年間だし。
参加しなければ後悔するし、取れなかったら納得すればいいじゃないの。
2.イベントがオンラインになる
イベントというイベントが全て中止や延期になる世の中のことを、誰が想像しただろうか。
2020年の春、日本中からエンタメが消えた。
嵐のライブはもちろん、日本中の観劇やライブは延期や中止に。緊急事態宣言がでて、娘の学校も休校になった。
全国的に緊急事態宣言のさなか、オンラインでのイベントが企画されはじめ、嵐もさまざまな配信イベントを開催した。
・ワクワク学校オンライン(全5回配信)
・紙芝居の読み聞かせ(公式YouTubeにて全8回)
・インスタライブ配信(公式Instagramにて不定期)
まず始まったのは「ワクワク学校オンライン」だ。
嵐のメンバーが、会場を教室に見立てていろいろな企画や講義をするチャリティーイベント。今回はそのオンライン版である。
ファンクラブに入っていると一般よりもチケット代が安い!これは嬉しい誤算だった。たったの1500円で5回の配信イベントをみられるだなんて、なんとお得なのだろうか!
毎週の配信は、お出かけのできないあの時期に本当に娘の大きな楽しみになった。もちろんわたしも一緒に楽しんだ時間。
5人それぞれがメインとなっての企画で、ウイルスについて勉強したり(山中伸弥教授が参加されてあの時期に詳しく説明してくれたのはすごくありがたかったしわかりやすかった)、絵を描いたり、身体を動かしたりと、内容もさまざまだった。
続いて公式YouTubeチャンネルでの配信も始まった。5人それぞれをリモートで繋げての紙芝居の読み聞かせだ。
初見で紙芝居を読み合わせていくこの企画は、予備知識もなく、あまり馴染みのないお話を(おそらくあえて)選んでいたようで、読み間違えたりめくり間違えたりと、大笑いの連続!
何度も繰り返してみては泣くほど笑った。
公式Instagramでは、不定期でインスタライブでの配信も行われた。
それぞれが自宅などで撮った動画や写真も定期的にインスタストーリーにアップされた。これも娘の大きな楽しみになり、定期的にわたしのスマホが奪われた。大量のスクショがいまも残っている。
3.配信ライブがおこなわれる
配信ライブは嵐単独では2回。ジャニーズYouTubeでの配信のほかに、無料での配信も何度かあった。
・2020/6/16ジャニーズ公式YouTubeにて配信ライブ(V6、king&prince)
・2020/11/3「アラフェス 2020 at 国立競技場」
・2020/12/31「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」
もともと国立競技場のこけら落としとして予定されていた「アラフェス 2020 at 国立競技場」。どうにか観客を入れての開催を検討されていたようだけど、結局は断念となり、無観客での撮り下ろし配信となった。
当日は昼の12時頃からファンクラブ限定の生配信(無料)が開始。夕方からファンクラブ限定のライブ。そして夜には一般公開のライブ。ライブ終了後にさらにファンクラブ限定の配信(無料)でのアンコールまで。
さすがに大変な一日だったけど、娘(とわたし)全力で臨む(笑)
ファンクラブ限定の無料配信がこれほどあるとは…ライブ自体のチケット代もお得だし、やっぱり入っててよかったな。
…翌日、娘は学校でグダグダだったようで、心配した先生から連絡がきた…(先生、ほんとすみません💦)
大みそかの「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」は生配信だ。当然ファンクラブ会員はちょっとお安いのでお得である。
1週間ほど前から、ライブへ向けたさまざまな企画が動きだした。叫び声や曲間のレスポンス、ダンス映像などを募集。なにがどうなるのか、こちらも期待と不安でもりあがる。
ライブが始まると娘はテレビにかぶりついた!
1〜2時間も経ったころ、いったんライブは休憩に入り、今度はテレビで紅白歌合戦へ出場するという。こちらもパソコンはつないだまま、いったんテレビへ。
その後、再開したライブは23時半ごろまで続いた。活動休止まで1時間を切った頃だ。
このライブのために、はじめて大みそかに深夜まで起きていた娘。ライブを見続けて興奮し眠れるわけもなく、そのまま起きて年越しをした。
初めての年越しである。
4.走り抜けた一年
「嵐のコンサート、いってみたい」
そんな娘の夢は、配信という形ではあるけれど叶った。
…といっていいのかな。
現地に足を運ぶことは叶わなかったけど、配信イベントをみて配信ライブをみてグッズを購入してと、この一年に行われた嵐の活動のほとんどを全力で楽しんだ娘はかなり満足したようす。
ファンクラブに入ったけどやっぱりチケット取れなかったねー。で終わるはずだったけど、入っていたことでチケット代がお得だったり限定配信をみることができたりと、いろいろとお得だったので母としても結果オーライである(笑)
娘のためにあれこれ手配しつつ、実はわたしも全力で楽しんだ怒涛の一年。付き合って一緒に走ったわたしのほうが、最後には娘以上に感極まって泣いてしまったのはナイショ(^ω^;)
ライブもインスタライブも紙芝居も全て配信で、もちろんそれらは楽しかった。けれど、実はこの機会に娘と一緒に(私としては久しぶりに)野外ライブへ行きたかったというのが、本音。やはり現地に勝るものはないから。
それだけは心残りである。
5.その後
2021年に入り、11月に行われた「アラフェス 2020 at 国立競技場」のDVDが発売になった。誕生日プレゼントはそれかと思って聞いてみたら
「ほしいCDがあるからそっち買って」と娘。
名前を聞いてもよくわからなくてネット検索したらでてきたこちら。
「Knight A -騎士A-」と書いて「ナイトエー」
YouTubeで活躍してて小学校でも流行ってるそうで、なるほど。え?横アリでワンマンライブやってるの?すごいな…。
…子どもは切り替えが早い(^^;)
読んでくださり有難うございます!