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おそらく定期的に嘆いて投稿している気がする。
それでも、書きたいと思う悲しい出来事は後を絶たないから
やっぱり書いてしまう。
自責の念を込めて。

社会は弱者を助けることを求めてる。

  • なんのためにマイノリティである弱者を受け入れる機関が作られたのか?

  • 学校の役目は何なのか?

  • プロとしてのプライドはどこにあるのか?そもそもそんなものは存在しないのか?



・何のためにマイノリティーである弱者を受け入れる機関が作られたのか?

社会は随分前に「発達に課題がある子」が分け隔てなくニーズに合った教育を受けることが出来るように「特別支援教育」なるものを施行した。
また、保護者の子育ての大変さを軽減させるため子どもを受け入れる機関として児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所なる場所を沢山作ることを推し進めた。

そう、だから、障害が認められたり、障害が疑われる子は、特に幼少期生きづらさが顕著に表れる時期に、しっかり親子を支えることで彼らの未来を拓くことが出来るようにそのような場所を沢山作ったのだ。
もちろん、それはあくまでも理想であって、現実は情けない状況になっていることも少なくない。
もともと、発達遅滞や発達凸凹があるのだから、大人の指示など聞けないことも多く、自分ではどうすることもできないことも多いのだ。
そう、だからこそ、サポートが受けられる場所ができたのだ。


なのに、その場所が「この子は問題児なので受け入れられません。他のところへ行ってください。」と言ったなら、
その子たちはいったいどこに行けば良いのだろう?
子どもも家族ももっと追い詰めてしまうことになることを理解していないのか?
自分たちのストレスが減ることだけを優先することに必死で、そんなことは想像すらしないのだろうか。

・学校の役目はなんなのか?

 子どもたちが公平に必要な教育を受けることが出来る為の場所。
そんな風に思っていたが、そんな理想はとっくの昔に消えてなくなっている。もちろん、全ての学校を指して言っているのではない。けれど、大部分はそうである。
時々、学校の先生が大多数である参加者の教育に関する講座に参加することがある。
意見や考え方を発表する場もあるが、がっかりすることも少なくない。
おそらく先生の大多数は優等生で、画一的な思考を持っている人なのではないかと思えるほど、単一化された意見が出る。
多様性を受容するというそもそもが理解できていない。
「こうあるべき。」とか「こうすべき。」とか・・・
そうなるとユニークな子、マイノリティーである子の成長の過程や発達の変化を知らないままで教育事業を行うため、自分たちのワンパターンの指導法に適応しない子は排除したがるのだ。
簡単に言うと、支援級へ移動させたり、酷い時はフリースクールなどをすすめたりして、学校へ来ないことを選択させるように仕向ける。
(すごい表現やけど・・・。(笑)実際そうなっていることも知っているので、敢えて書きますよ。)
先生方のいろんな言い訳が聞こえてきそうだが、私は、いつも「子どもの味方」で居たいので、あえて子どもの立場、子どもの視点、子どもの権利から考える意見を書かせてもらいますね。

公教育を受ける為の場所から排除された子は
どこに行けば良いのでしょうか?

特別支援学校は障害児にも教育を提供する「学校」の役割をどのくらい果たしているのでしょうか?

・プロとしてのプライドはどこにあるのか?そもそもそんなものは存在しないのか?

学校の先生が塾をすすめたり、差別的であったり。
悲しい現実は後を絶たない。

発達障害児を受け入れる福祉事業所職員のスキルの低さにもガッカリする。
どんな子が来ても良いように自分たちのスキルアップを目指すのではなく
自分たちで対応できる子だけも受け入れる。
子どもたちの多様性は益々複雑化し、細分化している。
家庭環境、子どもを取り囲む環境がどんどん過酷になり、子どもたちの発達を阻害していく。
そんな子の可能性を拓き、未来を明るいものにしていくにはプロとして探求し、努力し続けるほかにない。
排除することは何の解決にもならない。
排除すればするほど、自分たちの仕事が惰性的になり、なんのやりがいも見いだせなくなっていく。

スキルの高さは、勤続年数でも測れず、子育て年数にも比例しない。
教師歴、子育て歴は参考にはなるけれど、全てではない。

なんか結局めちゃくちゃディスってるけど、
それもこれも、もっと専門家と呼ばれる人(教師や支援者など)に頑張ってほしいと思うことと、もちろん自戒の念も込めている。

「大切な子どもたちの未来の芽を摘んでほしく無い」という強い思いが
今日の投稿になってしまいました・・・。


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