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私の支援活動の目的は児や者の社会参加が実現できる発達や成長を援助することです。


一般的に保護者の方が求める「学習支援」は中学生以降に必要だと考えられる場合に指導します。
それまでは様々な機能がバランスよく発達できるように独自の運動プログラム、そして野外活動などを優先的に行っています。
ここ数年は残念ながら新たな活動地のために奈良の限界集落の村おこしに従事していたため肝心の支援活動がおろそかになっていたのですが、

ようやく本格的に「すべての子どもと家族」のための支援を行なうために活動を試験的に行うことになりました。


「すべての子ども」と書いたのは、「発達障害児」のみならず、
ボーダー域にいる子もギフテッドで学校に行きづらい子も
様々なマイノリティーな部分を持っている子、
障害の有無に限定せず、ご家族で野外活動をしてみたいけど
なかなか自分たちだけでは難しいと感じているご家族の方もご参加できるプログラムを提供したいと思い、計画しています。

ご自身のお子さんに障害がある場合、どうしても同じような障害がある子の家族とのみ繋がりがちですが、そのような繋がりとは別に
いろんな人に子どもの障害について知ってもらえる機会を作ることも大切なことだと思います。

「多様性を受容する」を実現するには
「混ざりあわなければならない」からです。

そういう場を作り出していくことも私の大事な使命であると確信しています。


活動場所の風景

では、

なぜ「野外活動」が子どもの発達に良いのか?


子どもの発達の重要な部分は「脳の発達」です。
この「脳の発達」を進めるのには様々な脳への刺激が必要です。
その刺激は「五感」を介して入力されるのが一番効果的です。
その「五感」を刺激する様々な環境が自然豊かな場所には自然に存在しているのです。
家庭の中で「刺激」を作り出す場合には工夫と努力が必要になります。
それって大変ですよね。


脳内ネットワークイメージ図

そして、自然豊かなところで保護者の方も過ごすことで
リラックスしてもらい、一石二鳥。
家族で出かけたいけど、子どものユニークなことを考えると
出かけることの方が家で居るよりストレスになってしまう。
だから、連休があっても近くの公園やショッピングモールなどに家族で
出かけるのがやっとのところでしょうか。

自然豊かなところ、
さして何も遊具などもないところ
地球が発達や成長、学びを与えてくれる。
そんな環境が子どもの豊かな発達へと促してくれます。
その結果認知能力も上がり、必然的に学校での学習も進んでいきます。
運動機能も向上します。

「できる」が増えるのは豊かなバランスの良い発達の結果の
副産物なのです。

と言うことで、月一回のオリジナル療育プログラム(やまもと式脳機能改善S&Eプログラム)と野外活動をワンデーで再開することとなりました。

今春には、野外活動のみも企画し、いろんなご家族の方にも
ご参加していただけるように準備を進めていきます。

まずは、2月5日(日)の「療育&野外活動」家族体験会にお越しください。
開催地は奈良県五條市ですが、
今後はいろんなところで開催できるように準備を進めていきます。
以前の療育プログラム実践地 関東圏などでも開催できるよう準備していきます。

具体的にご案内できるようになったらここにもきさいさせていただきます。

令和5年は楽しい一年となりそうです。

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