[Finland] アルヴァ・アアルト自邸
2012年の冬に訪れた。冬の北欧は日照時間が極めて短く、この日も日が差すことはなかった。日が暮れそうな写真だけど、これでも午後の早い時間だったと思う。
玄関にガイドツアーの案内があった。申し込みをして、その場にいた数名で建物を案内していただいた。
このアアルト自邸を訪れた約2年後に家を建てようと思い立って、2016年に新築自宅が竣工した。ここを訪れていなかったら、こんな家にはならなかっただろうと思うほど、強い影響を受けている。
ペンダントライトの使い方がおもしろい。
日本の家は部屋全体を明るくする。一方で北欧の家は、人のいる場所をポイントで照らすことが多い。必要最低限。
この部屋は確かゲスト用だったと思う。ベッドが小さい！と思った覚えが。アアルトが作る家具は贅沢ではないけれど、機能的で必要十分で、使い勝手がよくて、居心地のいいものが多い。そしてなにより美しい。
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