竹澤の記事vol.105(2021.12.17)
1.今週の学び
✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*
「今週の学び」では、今週のできごとから竹澤が感じたことを書いていきたいと思います。読み物を読んで、学生を見て感じた事や気づきを発信していきます。
✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*
今週も寺尾さんのコーナーからスタートです。
竹澤さんトレーニング 95週目 12/6-12/12
12月6日 月 レスト
12月7日 火 1200m×7+200m 設定4'00-3'55.40" R60 Set R 4min TTL17.6km
97-97-96
94-96-97
94-96-96
92-96-95
90-93-93
93-94-94
93-96-95
+200m 41"
12月8日 水 レスト ウエイト
12月9日 木 14000mB-up(5'00-4'20) +400m(80") set R 4' TTL20km
4'54-4'52-4'51-4'45-4'40-4'40-4'40-4'35-4'30-4'30-4'20-4'21-4'20
1:04'57" av キロ4'38 h182 +400m 80
12月10日 金 41minジョグ 6.6km キロ6'21 h146
今週は土曜日に4回目の乳酸カーブテストがあるので、日曜日はスケジュール的に距離走できないと思いますので金曜日までのトレーニング内容をラインいたします。
ポイント1の1200mのインターバルはいつも通り余裕を持って終了しています。時折正しいフォームの感触を1周目に行ったりした時はちょっと早くなったりしてしまっています。後半からは1周94秒で走るイメージで走っていますが3周全て同じタイムで揃えるのが、何度やってもなかなか難しいですね。
ポイント2の14000mBU走は今週からキロ5分20秒スタートからキロ5分に変わっており、このペースからの入りだとある程度リズム良くビルドアップできました。
早朝にトレーニングしているのですが、眠気が凄くて午後に仕事のキャンセルも出たので、酸素カプセルで爆睡しました。スピードはそれほど早くないですが、やはり意外とダメージはあるかもしれません。適度に良いトレーニングをしている感触があります。
土曜の乳酸カーブテストがどのような変化が起きているのか楽しみです。
竹澤からの返信
測定後
寺尾さん
今週もお疲れ様でした。いい感じでメニュー消化できていると思います。寺尾さんの場合ここまでLT値を改善させるためにトレーニングを行ってきました。その中でもできれば10000mやハーフマラソンでパフォーマンスを伸ばして欲しいなと考えてメニューを立案しています。1200メートルのゆっくりめのインターバルやビルドアップ走、距離走にも随分と体が慣れてきているように思います。LT値が改善されながらも、テストで4ミリモルあたりのランニングエコノミーが向上していたら嬉しいなと考えております。測定結果楽しみですね。
測定後
先日は測定お疲れ様でした。LT値も1ゾーン伸びていましたし、順調に来ているのではないかと思います。引き続き、LT値を改善させつつ、10,000メートルやハーフマラソンで走れる体作りを進めていきましょう。
測定の様子を実際見ていて感じたことですが、テスト中かなり汗をかきずらくなってきています。
これはおそらく糖を温存しながら走れるようになってきた証だと思います。
その反面後半はどうしても粘りきれない、苦しくなってからもがけない状況であったように思います。去年までは乳酸をガンガン出しながらもがいてもがいて、とにかく全力で速度を維持しようと走っていましたが、今はスピードをコントロールしながら走っているため、乳酸が出たときに耐える力というのは弱まっているのだと思います。しかし、これは長距離選手向きの体に変わるときにはよく起こる現象で、最後はだんだんと乳酸値そのものが上がらなくなっていきます。
マラソン選手がトラックシーズンによく苦労するのはこのためです。効率よく走ると言う事は燃費が良くなると言う事と近いものがあります。
寺尾さんは以前に比べだいぶ燃費よく走れていますので、この調子でがんばっていきましょう。
今週の練習は、
先週と同じく
①1200m×5-7+200mをP=4’00”-3’55”/km ,40” R=60” SetR=4min
②14000mB-up +400m
P=5’00-4’10” SetR=4min
③20-25kmP走 P=5’00”-5’10”
この感じでお願いします。
リカバリーには注意していい練習を心がけましょう。今週も頑張ってくださいね。
寺尾さんからの返信
測定お疲れ様でした!
測定では指摘頂いているように、発汗がかなり少なくなってきています。発汗量の多さは子供の頃からなので、現在の身体の状況は相当な変化だと思います。なので結果は早急には出ていきませんがじっくりやっていくしかないですね。その中でも毎回前進している感じはあるので1年後ぐらいを楽しみに育てたいと思います。
この前のレースもそうですが、スピードが高い中でのもがいて走る走りは全く粘ることが出来ずですが、この感じも今までにはない感覚ですので本当の長距離選手変化してきている証ですね。
鬼監督なら根性出せとこっぴどく叱られていそうですが、そうではなくて良かったです(笑)
無理なものは無理的な感じで粘れませんでした。
今週からペースも距離も少し上がっているので、スピードが上がっている分楽しんでやろうと思います。
竹澤からの返信
かなり体の変化自体は起きてきていると思います。追い込んだ時に粘れないと言うのも長距離選手の体に変わってきている証拠だと思います。
寺尾さんの場合は短距離選手の体で長距離を走っていたので、もう少し長距離寄りの体になったら中距離的な練習、追い込んだ時にも粘れる練習も入れていきたいと思います。ただ、まだもう少しLT値は伸ばせるかなと。引き続き、じっくりと走り込んでいきましょう。
2.今週の陸上部(長距離編)
✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*
今週の陸上部ということで、部内の練習メニューだったり、試合だったり、学生の事なんかを話していければいいなと思っています。 ランナーであれば多くの人に共通するであろう心の変化なんかも話していけたらいいなと考えています。
✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*✳︎*
今週の大経大のトレーニングメニューです。
ここから先は
市民ランナー高速化プロジェクト
✅市民ランナー✅指導者・トレーナー✅スポーツ科学を勉強する人、へ役立つ専門情報を届けます👍 知識をアップデートしたい方、僕たちと「オモロイ…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?