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なんでもない朝食は特別な時間。

私の好きな時間。
それは、休日の朝食。

平日よりゆっくりベットから起き上がって、私は洗濯機を回し、夫は朝食の準備をする。トーストとコーヒーの香りに包まれた部屋の中で、陽の光を浴びながら朝食を食べる。時間を気にせず、ゆったりのんびり。ただそれだけ。それが私の好きな休日の朝。

そんな朝は、自然と会話が多くなる。昨日あった出来事とか、最近のニュースについてとか、テレビをつけながらたわいもない話をする時もあれば、これからについて少し真面目に考える時間になるときもある。マグカップに入ったコーヒーがなくなるまで、夫とゆっくり会話ができる時間が、なんだかほっとして心までゆったりして、ぽわぽわとした気持ちになる。

平日も夕飯の時ももちろん話す。だけど、日常生活のタイムリミットや体力の限界には勝てず、朝はそんなにのんびりできないし、夜はなんだかセンチメンタルになるし、真面目な話をするとわりと悲しみモードになることが多い。

休日の朝は、仕事や家事からちょっと解放された気持ちになるし、たっぷり寝て体力も回復。だからこそ、スッキリ爽やかな気持ちで向き合えるのかもしれない。空気の澄んだ朝の空みたいに、スッキリ晴れやかに、何より、夫が嬉しそうに、元気いっぱいに話してくれることが私は嬉しい。

いい会話ができたとき、私は心から幸せな時間だなぁと思う。自分のことをただ話すんじゃなくて、二人のことを未来についてを一緒に語り合ったり、夫のことをまた知ることができたり、会話をして共有して理解していくこと。こうやって人との関係が育まれていくんだなあと、会話することの大切さをしみじみと感じる。

時間に余白を作って、ただただゆっくり朝食の時間を過ごしてみる。すると自然と会話が生まれる。そうやって過ごす休日の朝が、私は大好きだ。



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