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好きな味噌汁の具について考える
好きな味噌汁の具について考える。
椎茸と葱
椎茸の出汁が足されると、味噌汁がいつもよりも格上の味になる気がする。椎茸は、ぺらっぺらに薄く切っても少し分厚く切っても美味しい。葱は味噌を入れたあとに火を止める直前に入れて、少しシャキシャキにするのが好み。
玉葱と油揚げ
しっかり熱を通した玉葱はびっくりするほど甘い。油揚げからじゅわっとよく染みた味噌と出汁が出てきて、ハフハフ言いながら食べる。
馬鈴薯とわかめ
馬鈴薯の味噌汁は時間がかかるから面倒なのだけど、たまに作るとホックホクの味わいに思わず顔がほころぶ。わかめと馬鈴薯の組み合わせは、何故だか私を惹き付ける。炒めても美味しい組み合わせである。
キャベツ
ざく切りキャベツを放り込むだけの味噌汁は、キャベツが余っているときにだけ登場するレアキャラだ。火が通って甘くなったキャベツは、出汁や味噌と出会うと他の料理では見せない表情を見せてくれるのか、その味わいはキャベツの新たな一面を見たかのような気持ちにさせてくれる。
なめこ
なめこを味噌汁以外に使ったことがないのは私だけだろうか。もしかしたら、なめこのポテンシャルを活かしきれていないのかもしれない。他のキノコにはない不思議な食感が楽しくて、子供の頃いちばん好きな味噌汁の具だった。
大根と油揚げ
私が朝食を作る日に登場することが多い具材。大根と油揚げを千切りにして、入れるだけ。なににも勝る組み合わせというわけではないけれども、ホッとするような素朴な味わい。
豆腐
大抵の具材とすんなり馴染む、味噌汁の定番。出汁が出るわけでもなく、ないからと言って困るわけではない。けれども、熱々の味噌汁で蕩ける絹豆腐を口に入れると、あぁ入れてよかった、となるのである。
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