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ニースのセミの鳴き声は?

南仏では幸運を呼ぶとされ、陶器やテーブルクロスなどお土産品のモチーフにもなっているセミ。ところが夏のニース市街ではセミの声がほとんど聞こえません。ニースにはセミがいないと思っていました。

2週間ほど前から、ニース中心部でかすかにセミの声が聞こえるようになりました。緑豊かな高台のシミエ地区から下りてきたようです。今年の夏は熱波で暑い週が6月と7月下旬にあったものの、8月でももう日中の最高気温が30℃を切っており、セミにも過ごしやすいのでしょうか。

ニースのセミは日本のセミのような「ミーンミン」「ツクツクボーシ」という派手な鳴き声ではなく、「シュー」とか「ジー」という地味な鳴き声で、西日本のクマゼミの「シュワシュワ」に似ています。それでも1匹の声が大きいので、いると分かります。寿命は1週間ほどなので、2週間経っても鳴き声が聞こえるということは、何匹かいるようです。

やはり、夏はセミがいないと! これで風鈴があれば、最高です(笑)

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