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厨房作業見直し隊ムロの「未来厨房への歩み(もがき)」エピソード12


「おまえ、農家になったん?」


今回は、飽き性の自分がめずらしく4年も続けている趣味について書きます。

それは、家庭菜園です。

5年前、兵庫県尼崎市から島根県松江市に引っ越してきました。当時はレストランの厨房で働く調理師でした。

野菜作りに関しては全くの素人でしたが、「自分で作った野菜を使った料理を店で出したいな」と思っていました。
 
その思いを周りの人に話していると、ある日偶然の出会いが。

チラシ広告などを作成している知人から連絡がありました。畑の管理者を募集するチラシを作ってほしいと依頼があり、その依頼者の女性が今店に来ている、と言うのです。
 
 
知人は、家庭菜園に興味があると言っていた私のことを思い出してくれて、連絡をくれたのです。
 
すぐ店に向かいました。話を聞くと、以前旦那さんと二人で畑をしていたが、数年前に旦那さんが他界し、75歳の自分が一人で面倒を見るのは大変で、ずっと放置された畑があるとのこと。

今や雑草が生い茂り、周りの畑にも迷惑がかかっているので、手伝ってほしいと言うのです。私は二つ返事で、「はい、やります」とその場でオッケーしました。

勢いでオッケーしたものの、翌日畑に行ってみてびっくりしました。

そこは松江市の中でもかなり山奥で、雑草が腰の高さくらいまで伸びているし、すぐ横にはイノシシ用の捕獲罠が2個も仕掛けられているし!(よく出るそうです。。笑)

さらに、スズメバチと毒蛇にも気をつけるよう後で言われました。先に言ってくれよー!笑
 
畑の印象は「広いな〜!」初めてコストコに行った時のことを思い出します。
 
梅の木、みかんの木、ぶんたんの木が2本ずつあり、畑部分はその倍以上はありました。
 
最初の2ヶ月は、ひたすら雑草を刈り、スコップで土を起こし、鍬で耕すの繰り返し。
 
草刈り機もなければ耕運機もない。全て手作業で、時々後ろを通るアナグマにおびえながら作業を続けました。

畑は、家から車で15分くらいと少し距離がある場所でしたが、当時は毎朝仕事前に行って作業をしていました。行くたびヘトヘト。イメージは、嫁さんの買い物に付き合ってIKEAを一周するくらい。(あれ?そうでもないですか?)

肥料や植え付ける時期など、野菜の育て方は本やYouTubeを見て勉強しました。ですが、その土地や気候に合ったものがあるそうで、実際は近所の農家さんに聞くのが一番!
 
野菜作りの過程をインスタグラムに投稿しました。特に理由も言わず松江に来たので、それを見た尼崎のツレは、私がほんまに農家に転職したのだと思っていたようです。

イノシシに畑を荒らされ、大玉スイカは鳥に食べられ、たまねぎ200個が病気にかかって食べられなくなったり、台風で畑が壊滅状態になったり……。

色々ありましたが、野菜作りもかれこれ今年で5年目。
今後の目標は「自分の野菜をJAのスーパーに置かせてもらうこと」です。

とぐろを巻く蛇におびえながら、今後も野菜作り、続けていきます!
 
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【ムロ(岩室匠)プロフィール】
 
兵庫県尼崎市出身30歳のムロ。
 
大学を卒業後、英語教師、調理師を経て、介護業界に入る。
 
4年前島根県松江市に移り住み、始めた家庭菜園にどハマり中。
 
今年こそは大玉スイカを収穫したい。
 
 

 
みなさまのおかげです!ありがとうございます!

 
 

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