Huawei(ファーウェイ)近未来ARマップをリリース
Huawei(ファーウェイ)は自社の開発した华为AR地图(Huawei ARマップ)を2020年4月8日、正式にリリースしました!
华为AR地图(Huawei ARマップ)とは?
华为AR地图(Huawei ARマップ)はHuaweiが開発したGoogleマップのAR機能強化バージョンみたいなもののようです(笑)
Googleマップは以前からAR機能が実装されていますが、GoogleのマップとHuaweiのマップはかなり機能が異なっているようです
Googleマップ
Huawei ARマップ
2つの画像を比較するとわかるように、Googleマップのほうは、目的地までの道順がARで表示されるだけですが、Huaweiのマップでは目的地の表示以外に、レンズ越しに写り込む建物などの詳細も表示されるようになっています!
私はこれを見たとき、映画サマーウォーズで出てくる「OZ」の世界観に何となく似てるよな気がしてすぐにでもHuaweiのマップを試してみたくなりました(笑)
対応地区
まだリリースされたばかりなので、中国国内の敦煌莫高窟と南京外灘地区の2か所のみがARマップに対応しているそうです。そして5月には上海、今年度末までに1000か所以上の地区での対応を目指しているようです
そのため日本はまだ対応されていませんが、Huaweiの発表によると、150の国で40の言語をカバーする予定だそうです。それを考えると、日本がその中に入っている可能性は高いと思われるので、2020年度以降に日本でも使用できるかもしれませんね!
対応機種
Huawei ARマップを使用するには今のところ、Huawei P40シリーズを購入するほかないようです(笑)ただ、今後150の国に対応させるとのことなので、私が思う限りではありますが5G対応のスマートフォンなら今後ダウンロード可能になるような気がします
理由としては、今回はARマップの性能上5G対応機種でないと、このマップを最大限に使用できないことが考えられます(高性能が故に)。しかし、まだHuawei ARマップはリリース直後なので自社の5G対応スマートフォンであるP40シリーズだけでマップをリリースし、今後に生かしていくつもりなのだと考えられます
ダウンロード方法
Huawei P40シリーズをお持ちの方でしたら、Huaweiの华为应用商店(Huawei のApp Storeのような場所)でダウンロードできるようです!
まとめ
Huaweiは自社の製品が米国による制裁で米国製のシステムにアクセスできなくなってから自社でOSの開発や整備にあたっているので、今回のHuawei ARマップもGoogleマップに対抗して作った感がかなりありますが、性能はGoogleマップ以上に近未来感をユーザーに与えそうであり、今後150以上の国にも導入すると言っている以上、日本のユーザーとしても無視できない存在になりそうです
参考資料
↑敦煌研究所