【停滞期を乗り越えろ】 減量がうまくいく人の条件とは
もうすぐ6月ですね
だいぶ気温も上がってきました。
薄着の基節、夏までに○○kg落としたい!と思って減量を始めている方は多いですね、
順調に減量は進んでいますか?
減量中、頑張っているのに体重の減少がなかなか進まないと辛いですよね。
このような“停滞期”をきっかけに目標達成までたどり着かない場合もあるでしょう。停滞期には気持ちばかり焦ってはいませんか?
今回はからだの仕組みをおさらいして、“停滞期”の体の状態を理解し、無理なく減量を行なえるようにしましょう!
1.減量できる人の条件
実は減量がうまくいくにはいくつか条件があります。
もっというとこの条件が揃えば減量はスムーズにうまくいきやすいです。
さらに言えば、この条件がそろってない方は減量が本当に必要かもう一度確認した方がいいでしょう。
条件とはこちらの2つ👇
[体脂肪が多く、動かしにくいからだとからだが感じている]
[バランスの良い食事をとっている]
どうですか?
ダイエットを始める前に確認してほしいところです。
それぞれ少し詳しく説明します👇
2.体脂肪量と減量の関係
条件1『体脂肪が多く、動かしにくいからだだとからだが感じている』についてです。
ここでは自分がどう感じているかというよりも、からだの状態をみます。
体脂肪量は体重ではなく体重から骨格筋量(筋肉)などを除いたもので、体内に蓄積された脂肪の量です。体重に占める体脂肪の割合(体脂肪率)が過剰であれば肥満となり、からだが重く動かしづらくなります。
同じ体重でも、筋肉と脂肪の割合の違いで体感は大きく変わります。体重は変わらないけど体型が変わったなどもそうですね。
内訳が大切です。
健康診断では体重と身長からBMIの数値でも肥満度を測定しますが、これだけでは内訳は分かりません。
体脂肪量を見るために体組成計などを用いて測定することがベストです。
体重の測定経過だけだと体脂肪量か筋肉のどちらが減っているのか分かりませんので、減量の経過を見るためにも一度測定するといいでしょう。
ちなみに条件に当てはまらない方というのは、体脂肪率が低くすでに体脂肪量が少ない状態で、これ以上の減量が必要あるか再度確認が必要と言えます。
体脂肪も悪者ではないので標準範囲外の過剰な減量は体調を崩してしまいかねません。
それでも減量が必要だと感じている特殊な条件がある場合、例えばアスリートなどの場合にはスポーツ内科などを受診して専門的に指導を受けた方がよいでしょう。
3.バランスの良い食事と減量の関係
条件2『バランスの良い食事をとっている』について
減量で、真っ先に思い浮かぶのは食事制限でしょう。
間違いではないのですが、“制限”していい限度があります。
一般的な減量のイメージとして「体重を減らす」のでイコール「食事を減らす」ことに繋がりやすく、またSNSやメディアでは置き換えダイエットや「○○を食べない」「○○だけを食べる」など食事の一部を極端に制限するような広告が多いのが現状です。
ですが、これはやはり効率的ではないです。経験がある方もいるかもしれませんが、広告的にはインパクトがあり単純で理解もしやすいですが長期的に考えた時に体へのダメージがとても大きい方法です。
これからもしそのような時にはこう考えてみてください減量では「使えるエネルギー量を増やす」とイメージすることです。
減らさなきゃ、減らさなきゃはしんどいです。(実体験😂)
例えばご飯を極端に制限した場合、栄養素としては糖質や食物繊維が不足しやすくなります。
糖質がなければ体脂肪をエネルギーとして効率よく使えなくなります。
(※詳しくはまた別の機会に説明しようかな。。と)
また食物繊維が不足すれば腸内環境が悪化して便秘を起こしやすくなったり、免疫機能の低下を起こしたりします。
また腸内細菌にはビタミンB群を合成する働きがあるのですが腸が乱れるとビタミンもつくりだせないので、必要な栄養素が不足します。
ビタミンB群は三大栄養素と呼ばれる糖質・脂質・たんぱく質がエネルギーとして使われるのを手伝う補酵素として働くのですが、不足すると三大栄養素はエネルギーとして使われずに体脂肪として体内に貯蔵されます。
人よりも少ないご飯の量でも脂肪がつきやすい体になってしまいます。
サイクルで、すべて繋がっています。
単純な引き算にはならない場合があります。
でも知らないと減量頑張っているのに!意味わからない!って感じで気分がた落ちですね。
でもこれで少し理解できたでしょうか。
極端に偏った食事はからだの代謝を落としてしまうということです。
そもそも食事の栄養バランスが崩れたから体脂肪が増えたのではないでしょうか?
ちょっと耳が痛い方もいると思いますが、根本的な原因が解決しないとリバウンドにも繋がります!
今からだに余分な脂肪がついているならばそれをエネルギーとして使えるように、必要な栄養素をしっかりと補給しましょう。
食事を減らすばかりでは限界があります。
もし今停滞期にあって、“制限”のイメージが強く悩んでいる場合、必要な栄養素まで不足しているパターンが多いと感じます。減量に対しての考え方を変える。
これが停滞しない減量のための第一歩です。
思考を変えて、チャレンジしましょう!
バランスの良い食事は減量に必須です。
まとめ
停滞期の場合は減量に必要な条件を確認してみましょう。
必要以上の減量になっていませんか?
極端な食事をしていませんか?
段々と食事量が減っていって、必要な栄養素が取れなくなっていませんか?
減量についてはお話しすることがたくさん…!
間違った減量で苦しむ人が減るように、またぼちぼちお話しするかと思います
ではまた!
※今回は停滞期についてのリクエストをいただきその回答記事でした!リクエストありがとうございました!
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