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戦場のメリークリスマス

#映画 #邦画 #洋画 #戦場のメリークリスマス
#坂本龍一 #ビートたけし

洋画vol.3 (邦画と言ってもいいのか?)

日本 イギリス オーストラリア ニュージーランドの合作映画。1983年の映画で日本統治下であるジャワ島の日本軍捕虜の日本兵の関係を描いたストーリー。戦争映画なのに、戦闘シーンが一切描かれていない。

約40年前の映画だが、ラストシーンのビートたけしのセリフ「Merry Christmas Mr. Lawrence」のシーンや坂本隆一の曲「戦場のメリークリスマス」はとても有名。

そしてこの映画は戦時中の同性愛を描いた映画である。ビートたけし演じるハラ軍曹は捕虜が増える際に「お前はカマか?全員が狙うだろう」と発言する。一方トムコンティ演じるローレンスは「戦争では男同士の友情は高まる、だが全員がオカマではない」と発言。また、冒頭のシーンでは日本兵が捕虜を無理やり犯した罪で罰せられたり、坂本龍一演じるヨコイ大尉は
新たな捕虜デヴィッド・ボウイ演じるセリアズに好意を抱いていき、キスをされ倒れ込むシーンもある。

今の時代はLGBTに対して差別や偏見はなくなりつつあるが、一昔前では法律で禁止されていたりしたので、公開当時どのような反響だったのかが気になるところだった。

敵同士だった兵士が戦時中に友情が芽生え、ラストでは戦争終結後、ハラ軍曹が捕まり、ローレンスがハラのもとに訪れる。軽く談笑したあと、明日処刑されるハラは最後にローレンスに対して「メリークリスマス ミスターローレンス」と言って映画は終了する。1番ぐっときたシーンとなった。