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大阪府の認知症「予防」発信事業 #534

このnoteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、興味のあるものを雑記ブログとして紹介しています。
認知症への取り組み:鈴鹿市(三重県)編 ##25を追加しました。


いつもnote記事みていただきありがとうございます。

都道府県の取り組みとして記事を出すことは多くないのですが今回は大阪府の内容です。

今回の大阪府で実施される認知症「予防」発信事業では、市町村が行う運動教室などの事業において認知症に対する予防効果の検証を「MCIスクリーニング検査プラス」を用いて行います。

これにより効果的な認知症予防事業を府内市町村に発信し、普及していくことを目的にしています。

*MCIスクリーニング検査プラス
アルツハイマー型認知症の病態進行に関わる9つのたんぱく質の血中量を測定し、MCI(軽度認知障害)のリスクを評価する血液検査。国内の約2,700の医療機関などで自由診療として提供しています。

こちらはMCBIという会社になりますが、2003年に筑波大学発バイオベンチャー企業として設立しており、当初よりバイオマーカーの探求を生業としております。

そしてこの取り組みは令和5年度は、枚方市・田尻町において実施する予防事業の効果検証を行います。

本事業にご参加の方にはMCIスクリーニング検査プラスを無料で受検いただき、ご自身のMCIリスクをご認識いただくとともに、今後の生活習慣の改善に役立てていただくことになります。

血液検査という健診などでも当たり前になっている検査で認知症のリスクがわかることは日本においてもスムーズに受け入れられると思います。

さらに今後アミロイドの量がわかるような血液検査が出るころにはもっとハイレベルでの認知症予防への取り組みや治療薬がさらに発展していることを期待したいと思います。

大阪府の認知症「予防」発信事業にMCIスクリーニング検査プラスが採用されました

出典 PRTIMES


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