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耳鼻科と難聴と認知症 #212

難聴が認知症のリスクになると話題を入れたこともありましたが難聴はやはり耳鼻科で診てもらう必要があると思います。

佐賀市下田町にて健康に関する悩みを専門家が助言する「健康ほっとセミナー」がメガネのヨネザワ佐賀本店で行われました。そこでは森川耳鼻咽喉科の森川郁郎院長が聞こえの仕組み、難聴について解説、約40人が聴講されました。

森川院長は、耳の構造をイラストで示しながら、空気の振動が音として認識される過程、難聴の種類を紹介。難聴の対策として、耳あかの摘出、中耳炎であれば、薬の内服、鼓膜の切開などの治療法を示されました。

難聴について「認知症の最も大きな危険因子。聴力が正常な人に対して、軽度難聴者は2倍、中等度であれば3倍の認知症の危険性がある」と最近の研究結果を示されました。

補聴器について、まずは耳鼻咽喉科を受診し、難聴の程度を検査することを勧め、必要であれば、その後、補聴器の選定のプロである認定補聴器技能士がいる店で選ぶことなどをアドバイスされました。

耳鼻科も大事という話ですが認知症に関しては地域で様々な団体や業界が思い思いに啓発するため、まとまりがなく住民貢献にはつながっていないことも多く、住民の皆様も情報が多く混乱することになっているかもしれません。
どの地域でも一つの協議会なりネットワークがとりまとめ認知症に関わる関係者を整理する必要も同時に感じました。

難聴に対処で「認知症を予防」 健康ほっとセミナー

出典 佐賀新聞


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