写真を飾る、触る、楽しむ
皆さんは、写真をどのように楽しんでいますか?撮ることが好きですか?見ることが好きですか?
私は自分で撮って自分でプリントして、自分の部屋に飾ることが好きです。
これは「号外:タイム・オーバー」という個展をしたときのタブロイド版です。部屋の白い壁に、金色のマスキングテープで留めています。部屋に風が入ってくると、新聞紙一面に印刷されたアロエが揺れて、気持ち良さそうです。
これはおそらく、父が撮影したポジフィルムです。家族でプールに行った時の、このリバーサルが私はとても気に入っていて、こっそり自分のものにしています。手のひらに収まる写真もとても可愛いです。先ほどのタブロイドとは全く違うようで、どこか同じような空気が流れているなあ、と、太陽光に透かしながら感じました。
これは手焼きのカラープリントです。noteに書いた「箱」という文章に添えた写真です。水色の家と青色の空がとても良いなと思って撮って、青みを強調したプリントをしました。ブーケトスでもらった花をドライフラワーにして一緒に飾ってみたのですが、これは、どうにも落ち着かないので、一旦どちらも仕舞いました。
あの時の風景をまた見れて、そして触ることができる。とても不思議で、それこそが写真の楽しいところだな、と私は思います。
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