見出し画像

オーバーラップ

人の家の子供が遊ぶ車。2台並んで可愛かったので撮った。しかしながら玄関がごちゃついていたので、ピントは外した。

ウィリアムエグルストンの写真集の表紙になっている、緑の三輪車を思い出しながら撮影した。william eggleston's guideってやつ。ほとんど似てないんだけど、「あ、これは」と頭に浮かんできたのは、あの写真だった。

これも撮影しながら、エグルストンの同じ写真を思い出していた。緑色が繋がる。ちなみにこっちの台車の写真の方が、先に撮った。

後からこうしてみると、完全に自分自身の撮ったものがオーバーラップしている。

映像の手法のオーバーラップ、写真に応用するとこんな感じか。写真と映像は別物だよなあ、と思いつつ、何となく私の中で繋がっていて、なんとなくそれを肌で感じ取っては表現している。

映像と写真は近いようで遠く、切っても切れない、オーバーラップの連続。

よろしければサポートをお願い致します。マガジン「一服」の資金に充てます。