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一般社団法人 Maoris

一生続く障がいを抱えて生きる子供たちがいます。その子供たちを育て、見守り続ける親や家族、そして教育者として彼らを支える人々がいます。Maorisはそのような大人たちのために、インクルーシブ教育に関する英知的空間をつくり、人と人を結ぶお手伝いをするために設立されました。

一本の木が、長い年月を掛けて大きく高く育ち、他の植物や生物たちと共存しながら、やがて森を形成するように、Maorisも「英知の森」をつくります。ここで実り茂るのは、子供たちの発達や健康につながる知識と情報、知恵の数々。豊かな英知は、大人たちに安心と希望を、そして子供たちに発達をもたらし、人間の個性や多様性が認められる社会づくりに寄与します。

社名の由来

ニュージーランドの先住民である「マオリ」が社名の由来です。
本来「マオリ」とは、マオリ語で「普通」という意味を持ちます。
ニュージーランドにイギリス人が入植した時代に、先住民であるマオリ族が、
入植者と自分たちを区別するために
「普通の人間」という意味で自分達を「マオリ」と名付けたそうです。
障がいのある子供たちが特別ではなく
「普通」になる社会づくりを目指す私たちの願いと
「マオリ族」の文化・信条・歴史が一致している事から
Maorisを社名といたしました。

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コーポレートロゴマーク

Maorisのロゴマークは、2種類のシンボルの組み合わせで出来上がりました。
1つ目はマオリ族のシンボルである「シダの葉のねじれ」です。
このシンボルには、「人生の旅」、「愛情」、「友情」、
「人々や文化を結びつけること」という意味があります。
そこに2つ目のシンボルである「無限大∞」が結び重なり、
Maorisのロゴがうまれました。

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Mission-vision

人との出会いから育まれた知恵と愛情で
子供たちの未来に笑顔を届けたい。

Maorisはダウン症をもつ一人の少女を中心にうまれました。
少女の発達を育もうとした親であり、教師であり、知人であり。
大人たちがもつそれぞれの知恵や愛情、そして少女のもとにめぐってきたご縁があまりにも素晴らしく、それらを「賜物」だと考えるならば、ぜひ全国の子供たちにも届けたい。
そういった思いでMaorisを創設いたしました。Maorisは「分かち合い」の精神で発達に遅れのある子供たちと、彼らに関わる大人たちへ笑顔を届けます。
そしてこの理念に基づき、社会の課題と向き合いながら社会貢献を続けてまいります。

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子供たちの多様性が認められる社会へ

Maorisは発達に遅れのある子供に関わる大人たちのために、インクルーシブ教育に関する知の拠点をつくっています。
知識、知恵、情報といったものを「英知」と呼ぶのであれば、Maorisの英知は大人を介して教育として子供に届けられ、子供たちの発達は一層促進されるでしょう。
子供たちが発達を促進させるまでの健闘は、ダイバーシティ社会を目指す社会づくりそのものだと思います。
「障がい」というのは、その人そのものではなく、身体の特徴の一つなのです。背が高い人がいたり、低い人がいたり。頭の回転が速い人がいたり、脳の影響で状況の理解が苦手な人もいる。言葉が苦手な人もいる。じっと座っていられない人だって、いつもメソメソしてしまう人だっている。そういった人間がもつ「多様性」を社会が認めることをMaorisはダイバーシティと捉え、ダイバーシティが拡がる社会づくりに貢献していきたいと考えています。

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Activities

活動目的

発達に遅れのある子供と関わる大人たちへ、インクルーシブ教育に関する知の拠点を提供いたします。海外におけるインクルーシブ教育の実態、障がいと共存する人生などについて共に学びながら、実際に子供たちの発達を促し、社会に笑顔を増やしていく活動を行います。

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特徴

全ての情報提供に関する発信内容は、国内外の大学もしくは大学院卒の専門家からの情報と直接のインタビュー内容となり、より多くのアカデミックな情報を提供いたします。

1. 発達促進について
教育学マスターの観点から

2. 障がい児の発達について
国内外の専門家ゲストの観点から

3. 海外のインクルーシブ教育について
海外特別支援教育者の観点から

4. 障がいと共存する人生について
ヒューマニティ哲学マスターの観点から

その他、会員様からのご意見やご要望により配信する記事を増やしていきます。




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