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本当の自分を隠しておくほうが、むしろ楽なのである。

「私のすべて受け入れてくれるのは、
あなただけよ。」

そんな人は(まだ)いない。


誰かに本当の姿を見せるというのは、
非常に難しい。

なぜなら私たちは「秘密だらけ」だから。

親にだって、友達にだって見せない姿が、
誰にでもあると思うんだ。

例えば?って言われたら、よく分からない。

だけど、私たちには何かしらの、
「秘めたもの」っていうのが、
誰しも必ずあると思う。


人生の伴侶には、
そんな秘めた姿も、
さらけ出さないといけないのかな?

秘めたままでもいいのかな?

結婚なんてしてないから、分からない。

私は親しい相手にさえ本音を言うのが苦手だ。

だから、
もし人生の伴侶に隠し事をしてはいけないなら、
結婚は向いていないのかもしれない。

まわりには結婚がしたいという人が、
たくさんいるけど、
私はどうしてもそう思わないんだ。

怖いから。

本当の姿をさらけ出すのが怖いから。


なんなら、
本当の自分を隠しておくほうが、
むしろ楽である。

そうやって生きてきたし、
「ありのままの自分を出さなければ」
というプレッシャーもない。

だから、
結婚によって本当の自分を見せなければならないなら、
それは逆に苦痛なのかもしれない。


といいつつ、
時が来れば結婚するかもしれないし、
しないかもしれない。

未来は分からないから。

この世のどこかに、
自分の全てをさらけ出せる人がいるかも、
という希望は一応持っておこう。

あまり自分自身を秘密にしておくのも、
心に悪い気がするし。

こうやって文章で気持ちをつづっているのも、
誰かに自分の本当の姿を見てほしいという想いがあるからかもしれない。

本当の姿を受け入れてくれる人がいるということ。
そんな人達を、
きっと幸せ者と呼ぶのだろう。

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