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推しと写真を撮ったらブスすぎて整形した話

どうしても記録として残しておきたくて書き始めることにした。

私はオタク歴○○年のオタク。
ジャニ、LDH、バンド、洋楽、ディズニー、2.5、声優、アニメ、ゲームを泳ぎ渡って今はK-POPの沼に住んでいる。

大手を推してたけどあまりにも人気になりすぎたのと、オタク界隈が苦手で離れてしまった。
ここ1年はいわゆるマンドルを推している。

推しは9人組グループのビジュアル担当。
(日本だと)一番人気。
推しは私よりだいぶ年下で、最近は年齢の壁と葛藤して後ろめたさを抱えながら現場に行ける範囲で通っている。

対面もヨントンも何回かやっていて、推しは私を認知はしている。(多分名前は覚えていないと思う)
私は日本語以外に話せる言語がない。
最近習い始めた下手くそな韓国語とたまに英語でコミュニケーションをとっている。

推しは、とにかくファンサが良い!頼んだら何でもやってくれる。
何でもやりすぎて少し困るくらいに^^;
でも彼にはルールがあるようで、沢山ペンサにくる子に良対応をする人だった。
2回目の対面の時に、「どうしたらもっと仲良くなれる?」と聞いたら

これ(ペンサ)に沢山来て!

っていうし、同ペンの子は「もっと来てくれたら名前覚えるよ」と言われていて笑っちゃうくらい課金至上主義だったわけで。

そんな推しは、現場でわかりやすく贔屓をしていた。
たまにしか行かない私のカメラなんて全然見ないし、チキンな私は呼ぶこともできない。
通いのカメラにはたくさんポーズをするし、話かけられればずっと話をしている。

それをただ見てるだけの対面は正直しんどかった。
韓国まで行って私は何をしてるんだろう。と毎回帰りの飛行機で泣いていた。

それでも、推しと1:1で話している時はとても対応が良くて楽しかった。
何よりも顔がいい推しの写真を撮るのは楽しい。
たとえカメラ目線をくれなくても推しを撮るのは楽しかった。



ズルズルとファンを続けていたら、ある日推しと写真を撮る機会が訪れた。

その日は、対面ペンサ→ツーショット→ユニットフォト→ハイタッチの順番にイベントが行われた。
ツーショットは落選して、対面ペンサとユニットフォトとハイタッチに参加した。

対面ペンサでは、相変わらず下手くそな韓国語でカンペを見ながら話をした。
この日は珍しく通訳さんがいて、通訳さんにも助けてもらっていつもよりかはスムーズに話せたと思う。
(でもこの日は色々あってやらかしてしまった日で、また別の機会に書き残そうと思う)

ノープランで行って、推しに何の話がしたい?と言われてとっさに「私の印象は?」と聞いてしまった。
悩む推しを見て、下手な質問をしてしまったと後悔した。

(韓国語で)いつも、いいお姉さん。(日本語で)可愛い。

特に何の印象もない当たり障りのない答えだった(´;ω;`)
「いいお姉さん。。。」とつぶやいて苦笑いをしたわたしに可愛い。と言った推しの本心はわからない。
ただ、嫌われてはいないのかなと少しほっとした。

推しは新規にも誰にでもすぐに可愛い。というタイプなのでそこはただの営業トークとわかっている。1年経ってもこの距離感なのが少し悲しかった。

相変わらず私のカメラは見てくれなかったし、見てくれたと思ったら困ったような顔をして笑顔は見せてくれない。
推しは本当に難しい。


ユニットフォトは、自分のスマホでメンバー3人と自分の4人で撮るという何とも気まずい形式だった。

その時のことは割愛する。
4人横1列に並んで、私は推しの隣に立って普通にピースをして普通に写真を撮った。

それが私を大きく変えるきっかけになった。

とにかく自分がブスだった。

ぶっちゃけ私は自分ではブスだと思っているけれど、周りから美人だ。綺麗だ。と言われてきた。実年齢よりもだいぶ若く見られることも多かった。

正直、韓国まで行くことに必死で自分の身なりに気を使っている余裕がなかった。
毎月美容院とネイルには行っていたし、最低限のメイクでどうにかしてたつもりだったけど、気づいたら私はめちゃくちゃ歳を取っていた。

推しと写真を撮った嬉しさよりも自分の醜さのショックが大きかった。

そして私はすぐに美容医療について調べた。

思い立ったが吉日、二週間後にはカウンセリングに行って、その翌週には自分のコンプレックスを排除すべく目の下のたるみとりをした。

劇的に変わった。

クマがないってこんなに顔が明るくなるんだ。
笑った時に目の下にぽこっとしわが出ないことにとても感動した。

カウンセリングで、年齢の割にたるんでますね。とキツイ一言を浴びてから、スキンケアを変えて、サプリを飲んで、ストレッチもして、食べ物にも気を使って最大限の努力をした。

欲を出して、ボトックスも打った。
本当はヒアルロン酸も入れようと思ったけど、タイミングが今じゃないのと先生に糸リフトの方がいいと言われたので考えることにした。

自分ではすごく変わったと思うけれど、周りの人は全く気づいていなくて、母と仲のいい友達にだけ話してよくなったね!と言われるくらいだった。

普段から、他のメンバーからは髪色変わったね。眼鏡似合うね。綺麗だね。など言われたことはあったが、推しは私の見た目について触れることは一切なかった。(私が下手くそな韓国語で話し続けていたせいかもしれないけど)

美容医療の施術をした結果は自己満だと自分でも思っているし、きっと推しは気づかないし気づいても触れてこないだろうと思っていた。


次に続く

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