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走り出す方向を、見極めて三千里。

今振り返ると、18歳からもがきにもがいたこの数年間の価値について、すんなり辻褄が合うのです。


将来の夢なんてなんにも固まらないまま、
とりあえず狙えるだけ上の大学へと必死に勉強した高校3年間。


どうにか進学も決まり、ど田舎の町からたった1人、キャリーバッグとリュックを抱えて、福岡へやってきたあの日。



ホームシックと、慣れない環境と、目的の見えない日々に耐えられず、

自分探しという名の思考の模索を続けてた。


人生の夏休みと言われるほど、
コミュニティと、有り余る時間を楽しむべき大学生活は


私にとっては余白が多すぎて
打ち込むほどの熱も生み出せずに
ただそこにある生活を、ただこなす


そんな、あまりに長すぎる4年間だった。


でも、もちろんかけがえのない出会い、思い出、
学び、成長はたっっっくさんあった。感謝。


その後もエスカレーターで就職。
お金に困らない生活。肩書きもある。ザ・安定。


社会的に有り難く、手に入れるべき『生活』が
どうして私にとってはいつも、『苦痛』なのだろう。


自分でも説明がつかない。でもこのまま生きていきたくない。
そんな、『逃げ』とも捉えられる感情で、 
安定の檻から脱走した、23歳の夏。


気ままに就活し、辿り着いた前職、美容外科。
なにか、私の中のスイッチが動いた。


『美容』が、しっくりはまった。


これまでの人生では出会うことのなかった
新しい知識と、技術と、出会い。

そこでの3年半。
『美』とは何か。
その信念が、自分の中で確立してきた。



そしてまた、私は安定の檻を飛び出す。


看護師という資格まで、自ら手放し、
もはや身一つで飛び込んだようなもの。


でも今、私は自信を持って言える。



        自分を、生きている。


もっと知りたい。学びたい。関わりたい。
極めたい。向上したい。


心の向かうまま、毎日を過ごせる。

心が満腹すぎて、お腹がすかないほどに
自分という額縁をフル活用して、心を生かしている。


これまでの10年は、このスタートラインに立つための、

見定めるための、準備運動だったのかもしれない。



そしてスタートを切った今


やっと全力疾走できる。


今やるべきはただ一つ。
持久力を付けて、走り続けること。
自分を大事にして、在りたい自分で在り続けること。



そして周りに貢献すること。



全ての環境と、周りに、感謝。






読んで頂きありがとうございます🌙
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