ナッツの栄養価

本日はナッツについてのデータです。

なぜ、ナッツを選んだかというと、最近毎日のように食べているからです。
それは、夏が過ぎ秋に入った9月ごろより体重が増加傾向で対策を検討、それとは別に集中力を高めたいという理由もあって、調べておりましたら、「ナッツ」が丁度良いとの情報を得たので、そこから継続して食べております。

では、先ずナッツとは？という基本の所から押さえていきましょう。

ナッツ（nuts）
種実類のうち、木の実は一般にはナッツと呼ばれる。
種実類（しゅじつるい）とは、かたい皮や殻に包まれた食用の果実・種子の総称。別名堅果（けんか）。

木の実の事なんですね。
ちなみに、柿の種などに入っている「ピーナッツ」ですが、実はあちらに関してはマメ科の植物であり、あくまで「豆」であって「木の実」ではないんですね。
しかし、殻が硬く、形や味が木の実の仲間に似ているため、「ナッツ類」として取り扱われることが多いとのことです。

ナッツの主な種類とカロリー

マ力ダミアナッツ　720kcal
アーモンド　608kcal
クルミ　674kcal
ピーカン　702kcal
ヘーゼルナッツ　684kcal
カシューナッツ　576kcal
ピスタチオナッツ　615kcal
※焙り(100ｇ中のカロリー）日本ナッツ協会より

どれもカロリーは、高いので食べ過ぎには注意しないといけませんね。
しかし、これだでも種類は沢山ありますね。
この名称を眺めてみて、個人的に見慣れないものがいくつかあります。
それは「ピーカン」と「ヘーゼルナッツ」です。
私以外の方もご存じ無いかもしれませんので、調べた内容を引用いたします。

ピーカン
ピーカンはアメリカ中西部原産のクルミ科の木の実で、栄養価もクルミと同様の好ましい要素を多く含むと同時に、独特の深い香りとコクが特徴だそうです。
アメリカでは、主に洋菓子のトッピング材料として利用されることが多く、中でも、「ピーカンパイ」は、ハロウィーン等でおなじみの人気のお菓子と書かれていました。
そのピーカンパイも初めて聞く名称です。
謎が深まっていきますね。

ヘーゼルナッツ
そして、ヘーゼルナッツは古くから知られていた木の実の一つで、トルコ北部の黒海沿岸が主産地とのこと。
現在でも自生し、栽培もこの地方の重要な産業の一つとなっています。ヘーゼルナッツに含まれる炭水化物､たんぱく質、繊維及び脂肪は特異な組み合わせで、その結果このナッツのグリセミック率は低く、血液中のグルコース量を抑える役目を果たします。　脂肪とコレステロールを減らすことでグルコース値のレベルを抑える糖尿病の治療にはこの栄養素の組み合わせが特に重要とのことで、非常に健康に良さそうなナッツですね。

上記の２つは、形状を見れば、私も「ああ、これか」と、わかるのだろうか？

ナッツの幅広い健康効果や効能

ナッツに含まれる不飽和脂肪酸は、マグロやサンマなどの魚やオリーブオイルやゴマ油などにも含まれる脂質です。
これは牛脂やバターのように常温で固まる脂とは違って、体内でも固まりにくい脂。オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸があり、血中の中性脂肪やコレステロール値を下げたり悪玉コレステロールを減らす効果のある、「健康に良い脂」だそうです。
何となくは、聞いたことがあるのですが、どういう作用があるのかは、調べて初めて知りました。

あと、ダイエットに関する部分では、アーモンドが効果ありとの事です。
人間が食べた脂肪は胃液などに含まれるリパーゼという酵素によって分解、吸収されますが、アーモンドには、このリパーゼの働きをブロックする効果があるのです。そのため脂肪は分解吸収されずに排出されてダイエットになると考えられるとのことです。

また、血糖値を急激に上げない低GI値の食品なので、血糖値を緩やかに上昇させます。血糖値は急激に上がることで糖分が脂肪に変わりやすくなるため、ダイエットには血糖値を緩やかに上げることが効果的。食前にナッツを食べることで、その効果を享受できます。

そして集中力といった点では、ナッツに多く含まれている成分で、亜鉛・オメガ３脂肪酸・オメガ６脂肪酸・葉酸・ビタミンE・ビタミンB6が、集中力や思考力を高めるには良いとされています。

とはいっても、集中出来るのならと作業しながらボリボリ食べるのは、やめておきましょう。本を読んだり、仕事に集中したいときには、事前に食べるのが良いと思います。

また、ナッツを選ぶならミックスナッツの素焼きのもので、塩なしが良いですね。

ミックスナッツだと味の変化もあり、毎日食べても飽きないのですが、食べすぎるとダイエットということでは、逆効果かと思いますのでご注意ください。1日あたりの適量としては、片手に軽く一握り程度が良いそうです。

興味を持たれた方は、コンビニでも購入できますし、安く済ませるなら業務スーパーなどでの購入もオススメです。
量がたくさん入ってグラムあたりの単価が安く、低価格で入手可能です。
是非試してみてください。

日本ナッツ協会 – Japan Nut Association