【なんでと言われましても】義実家での話
新居に引っ越して1週間。
義実家とその親戚家族が、私のウェルカムパーティーを開いてくれた。
みんなに、
「結婚おめでとう」
「結婚式本当に良かったよ」
「両親は寂しがってない?」
等、和気あいあいと話をしている中で、私たち夫婦の新生活の話になった。
「まにょちゃん新生活はどう?慣れた??晩御飯はどうしてるの??」
と聞かれ、
「晩御飯は不慣れですけどできる範囲で手作りしてますよ〜」と答えると、
義叔母「なんで???????????」
なんでとはなんでや。
そりゃ作るでしょうに。食べることは生きることでしょうに。
「え、なんで作るの?まだ家の整理で忙しいでしょ?作る暇なくない?
ちょっと間1ヶ月くらい外食とかウーバーイーツに頼りなよ。」と親戚のお姉様方。
いやいやそう言われましても・・・私今仕事が主婦なので・・・そんなことしたら義両親にも怒られちゃう・・・なんて思っている私をよそに、
義母「そうよ、この子(旦那)なんて適当にしてたら生きるんだからほっときなさい」
義母ドライすぎ。
そう言ってもらえるだけでもありがたいなぁと思いながら、朝食の話へ。
義叔母「え、朝ごはんは?」
私「めっちゃ簡単なやつしかしてないですよ、もうトーストとウインナーとかですすみません。」
義叔父「え、なんで起きてんの?」
なんで起きてんのとは。
そりゃ起きるでしょうに。
一応新婚夫婦なわけで、朝ご飯くらいちゃんと旦那に食べさせて出勤させないと・・・
義母「朝ごはんなんて食べなくても死ぬわけじゃないしほっときゃいいのよ」
なぜ生きるか死ぬかの話でまとまるのか。
生死とかそういうことではなく、あの、新婚なので・・・最初くらい・・・
全員「あのね!!!これから嫌でも毎日していかないといけないのよ?!?!?!なんで今するの?!?!?!いまはもうのんびりしてたらいいのよ!!!朝はほっといて寝てなさい!!!!!!!!!!!」
私はいま何を怒られているのか。
義叔母「いつから働くの???」
私「新婚旅行行ってからにしようと思うので、2ヶ月後くらいを考えてます。」
全員「
もっとゆっくりしなよ!!!!!!!!!!!!!!!!
」
ここまでくるともうありがとうございますの領域に入ってくる。
「ニートができるなんて今だけだよ?!?!?!そんなめちゃくちゃお金が切羽詰まってるわけじゃないじゃない!!あんたの旦那は独身貴族を謳歌しててある程度貯蓄もしてあるんだからそれで生きてきゃいいのよ!!!いずれ嫌でも働かないといけないときだってきっとくるんだからそんなせかせか働かなくていいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
すごい勢いじゃん・・・すごい勢いでニートしろって言われんじゃん・・・あり・・・ありがとうじゃん・・・
そんなこんなで、うちの義実家家族は本当にいい意味でゆるゆるなのである。
それは彼も同じ。
1週間ほど毎日朝ごはんを作っていたのだけれど、
・トースト
・サラダ
・ヨーグルト
この3つを用意しただけでも、いかにも「ちゃんとした感」が出て気負いしてしまうのか、
「まにょ、朝ごはんはいいよ、ゆっくり寝てて。」とにっこり笑ってくれる。
こう、「いらないんだよ・・・」という嫌な断り方じゃなくて、
本当に、「無理しなくていいんだよ」という優しい断り方だったから、
あぁ多分気負いしたんだろうなぁと申し訳なくなって。
でも・・・新婚なのに・・・朝ごはんもつくらずお見送りもしないなんて・・・と思いながら、
次の日は爆睡した。(起きろよ
なんだか・・・誰かが・・・ガサゴソ・・・してる・・・ムニャムニャ
としていると、彼はもう出勤していなかった。(誰かがじゃないだろ絶対旦那だろ
旦那が帰ってきて、本当に寝ちゃった〜ごめんねと伝えると、
「なんで??????」
この家族はなんでが口癖なのか??????????
いや・・・新婚だし・・・お言葉に甘えすぎちゃったなと・・・思いまして・・・・
「いや本当に寝てていいんだよ、俺バナナとかさえあれば適当にできるもん。」
・・・あんたは本当にできた旦那だよ・・・( ; ; )
朝ごはんは新婚生活1週間にしてなくなりました。(おい
こうしてゆるゆる家族に甘えさせてもらいながらの私の新婚生活。
ただ、このゆるさと優しさに甘えすぎてはいけないとも思っている。
どれだけ「やらなくていいよ」と言われても、「やってあげたい」という意思は持っておきたいし、もしやらなかったら他のところでしっかり彼に還元したいと思いながら、昨日はお布団を洗ってあげた。
「どう?!?!?!?!きもちい?!?!?!?!柔軟剤の匂いどう?!?!?!嫌いじゃない?!?!?!洗い立てよ?!?!?!?!?!洗い立て堪能しながら寝なよ?!?!?!?!?!?!?!?!」と圧をかけまくって寝かせた。(やめたれ
そんなこんなで、始まったばかりの新婚生活は
まだまだ楽しく幸せなのであった。
まにょ。
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