理想と感情の矛盾を突破したって話③
自分には I love K. と言う資格もないのか。
いや、思う資格がないんだ。
悲しい人間だ。残念な人間だ。せっかく女に生まれてきたのに、もったいないなぁ。
普通の女の子ならもっと楽しいのかなぁ。
かわいらしく、にこって微笑むことができたら、
I love K.と思える資格があったなら。。。。
でも、Kのことを自分の心から消し去ることはできないし、Kに会えなくなる状況を作る勇気もない。
はぁ。
Kのことをライクになるという目標
もう無理する必要はない。
そんなふうには見てもらえないし、求める資格もないんだ。
じゃあ、そのままでいよう。
Kも自分のことを嫌がって拒否しているふうもないし、自分が嫌われてないことはわかる。
何も期待せず、のぞまず。
たまに会った時にちょっとでも話せればいいや
ちょっとずつライクを目指そう。
普通に接して、Kが嫌がったら、それはそれだ。
男とか女じゃなく、人として自分を見てもらおう。
Kのことも、人として見るようにしよう。
人として、いい付き合いができたらいいな。
そう、思うことにした。
それから、心の方向性は明確になったが、
実践するのには結構苦戦した。
ライクなんだから、と意識しすぎて、あえて気遣いや思いやりの行動を避けたりした。
飯屋から出るとき、一緒に下駄箱から靴を出してあげればいいのに、あえて自分の靴だけだす、とか笑
家に帰ってから猛反省。
かわいらしく見せようとするのをやめるのと、気遣いしなくなる、は違う!!ってな感じで。
ライクという魔法
去年の11月頃かな。
ようやく自分が好きなストリート系の服を着て、普通に友人のように振る舞えるようになってきたかなぁって頃。
変化ががあった。
よく行く飯屋に行ったとき、
初めて、仲良し度が上がった気がした。
心の距離がグーッと近くなったというか。
今までに感じたことのないものを感じた。
Kがじぶんのことを受け入れてくれている感覚。
温かさ。
自分もたくさん話して、Kもたくさん話して、Kのいうことにツッコんだりした。ツッコむなんて、はじめてのことだった。
すごくうれしかったし、楽しかった。
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