かずちゃんのこと#4◇自分と向き合う
今日は、こちらの記事のご紹介。
かずちゃんが膵がんになり、
彼の死を想像させられた時、
私はこの先、どうやって生きていけばいいのか不安でした。
仕事はしていたので、経済的にはなんとかなる。
でも、精神的なところの不安がありました。
私が誰かと結婚したかったのは、
精神的に支え合える存在を求めていたから。
私は、何かあると不安にかられ、
食欲がなくなったり、ひどく落ち込んだりするタイプでした。
かずちゃんがいなくなり、
仕事もできなくなって退職し、
心がボロボロになった時、
「私はどう生きていきたいのか」を考えました。
こんなふうにウジウジと生きていくのはいやだ。
何かあるとすぐ不安になって立ち止まる自分を変えたい。
心からそう思いました。
だから、リコさんに立ち直りを手伝ってもらうことにしました。
かずちゃんは、入院するのが嫌いでした。
「最期まで家にいたい」
それが彼の望みでした。
だから、余命宣告後は入院をすることなく、
最期まで家で看ました。
それでも、私には後悔がありました。
他の人からは、
「たった1人でよく支えた。それだけで十分だよ。」と言われました。
確かにそうだと思います。
でも、私の中には後悔の念がありました。
「後悔しないように」ってよく言いますが、
どれだけ準備しても、後悔ってするものなんだと学習しました。
じゃあ、どうればいいの?
「後悔の気持ち」と向き合うことです。
なぜ後悔してるの?
「もっとこうしていたら」と思う時、
なぜそれができなかったの?
そうやって自問自答するのです。
私はそうやって、答えを見つけました。
もし、みなさんの中に「後悔」があるのなら、
私と同じように自問自答してみてください。
何か見つかるかもしれませんよ。
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