【オギャー番外編2】
ご無沙汰しすぎております。サボりーのマんナカです。
猛暑すぎて外に出られない夏休み。
掃除をしていたら見つけた一枚の写真をきっかけに、番外編2回目を書こうと思い立ちました。
このオギャーシリーズサボりすぎて忘れてると思うので、よろしければ最初から読んでいただけると幸いです。
毎回、最初から読んでねと入れてるあたり、私のサボり癖が顕著ですね。
第一子妊娠中、重度の妊娠中毒症になった私は長期の入院を余儀なくされた。我が子が死んでしまうかもしれないと大袈裟でなく怯え泣いていた毎日だったが、ある時を境に泣くことをやめた。
それは短くも濃い時間を共に過ごした妊婦仲間がいたから。
6人部屋に入院した私。
同室になる大半の人は問題なくあっという間に退院していくので、沢山の人が入れ替わっていたが、少しの間だけ6人全員が"何かしら妊娠・出産に問題を抱えた人"になった期間があった。
ご飯を食べそれぞれ必要な検査をする以外は部屋からは出ない(ほとんどの人が安静支持のためお風呂に入ることも少ない)
必然的に長い時間を共に過ごすことになり、うろつけるわけでもない私達は、それぞれのベッドに腰掛けながら皆で色々な話をした。
明るく綺麗な彼女は
妊婦仲間Aさん
以前ピンクフィルターという記事で触れたことがある”幸せに挟まれたカーテンの中”の人である。
彼女は流産を何度か経験しているらしく、今回の入院は妊娠8週目の切迫流産での入院だった。
また出血とかあって〜と、悲壮でもなく冷静に受け止めているのかそのように見せていたのか。
結局は問題抱え妊婦の中で最初に退院したのは彼女だった。
入院中どちらかというと明るい笑顔が印象的な人だったが、残念な結果になり、退院はいつの間にかだった。
続いてBさん
と書きたいところだが、今日はここまで!
補足
彼女は数年後元気な男の子を出産。可愛い可愛い息子くんが写った年賀状が届いた時は、本当に嬉しかった。
【後記】
掲載した写真を見て、私がどれかわかる人はわかると思いますが、パジャマがすごい!!
私が選びそうもない色と柄。
急遽入院になったので、何も準備ができず義母が買ってきてくれたパジャマ。
義母のことだから、これなら似合いそうじゃない?可愛いじゃん。マんナカちゃんならこれかな〜と、きっと色々考えながら買ってくれたんだろうと思うと愛おしいです。
この写真を見るまですっかり忘れていたけど、写真を見て私はこのパジャマの手触りや着心地も思い出しました。
一枚の写真を見つけたことで掘り出された記憶。
一見ネガティブな場面でも記録に残すという意義。
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