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【自然農】もったいない!雑草は捨てると損します

ㅤ草刈りした雑草、抜いた雑草、
あなたはどうしていますか?
ㅤもしかして、とてももったいないことを
していませんか?


ㅤ自然農において、
「雑草は敵としない」としています。
むしろ仲間なわけでして、
草をなるべく取らないようにしています。

ㅤ草を取るべきか、
取らないべきか、
色んな意見があると思いますが、
今日はその話ではありません。


ㅤどんな農法でも、多少なりとも
刈ったり抜いたりした草が出てきますね。


ㅤその草はどう扱ったらいいのか?

ㅤ今日はそんなお話です。

あなたなら、雑草の山ができたら、どうしますか

1.捨てるなんてもったいない

ㅤでは草の処理方法には
どんなものがあるでしょうか?
思いつくものをリストアップ
していきましょう。

・ゴミとして捨てる
・燃やす
・畑にすき込む
・穴に埋める
・地表にかぶせておく


ㅤもしかして、
ゴミとして捨てていたりしませんか?

ㅤそれだけは、とってももったいないので、
避けていただきたいと思います。


ㅤ何がもったいないんでしょうか?
何の役にも立たないなら
捨てたっていいと思いますよね。

損してますよ!まさか捨ててませんよね。

2.なぜ草を捨てると土地が痩せるのか?

ㅤ草を捨てるㅤ→ㅤ土地が痩せる

ㅤという法則があるとしたら
どう感じますか?

ㅤもし、この法則が本当だとしたら
「もったいない」という指摘は
分かって頂けると思います。


ㅤではなぜ土地が痩せてしまうのでしょうか?
地中の養分の流れを追いかけてみれば、
法則が見えてきます。

ㅤでは、順に追っていきましょう。

1.最初、地中にある養分を100だとしましょう

2.雑草が生えて養分を吸い上げます。
ㅤ雑草が育つにつれて養分を
ㅤ20吸収したとしましょう。
ㅤ地中の養分は80になりました。

3.雑草を刈ったり抜いたりしました。
ㅤ地中の養分は80のままですね。

4.刈ったり抜いた雑草を
ㅤゴミとして捨てました。
ㅤ地中の養分は80のままです。


ㅤこのように、雑草を捨てると
地中の養分が減ってしまうことが
わかります。
ㅤしかも毎年これを繰り返せば、
年々80、70、60・・・と
養分が減っていくことがわかりますね。


ㅤだから痩せていくのです。

なぜ雑草を捨てると土地が痩せていくのか

3.雑草を捨てなかったらどうなるのか

ㅤ草を捨てなかったらどうなるか
こちらも見ていきましょう

1~3は先程と同じですね。

4.取った雑草をすき込むなり、
ㅤ埋めるなり地表にかぶせました。
ㅤ畑全体の養分は100のままです。
ㅤ地中の養分もいずれ雑草が分解されたら
ㅤ100になります。

ㅤそう、畑の土が痩せていかないですね。

ㅤだから、雑草は捨てないでください。
畑から持ち出さないでください。


* なぜ自然農では草を地表にかぶせるのか *

ㅤでは取った雑草を持ち出さないとして、
どの処理方法が良いのでしょうか?

ㅤ燃やす?ㅤ畑にすき込む?
ㅤ穴に埋める?ㅤ地表にかぶせておく?

ㅤ自然農では、地表にかぶせます。
なぜそうするのか?
また別の記事でお伝えしていきたいと思います。

豊かな農園を作る方法は雑草を捨てないことだった

◎*・・・・*◎
* 次の一歩 *
◎*・・・・*◎

✅実際の畑では草がどうなっているの?
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