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2022年の挑戦:enfourcher le tigre

はじめましてからあっという間に1ヶ月。昨年12月は、来年こそはInstagramとこのnoteを毎日更新するぞー!なんて思っていたのに、新年の目標とはかくも易く壊れるもの哉。。。

目標を掲げては挫折するわたしですが、2021年はいくつかあった目標の一つ、オリジナルカレンダーを作りました!イラストと一緒にフランス語表現が学べるだけでなく、日本とフランスの祝日と暦もわかるというスグレモノ。ううふ良いものができたと自画自賛。周りからもなかなかの好反応です。

新年は今年の干支、トラで始めたいなと思いました。今年の干支かつ、日常に使える表現がいいなぁ。そんな時、"enfourcher le tigre"という表現を教えてもらいました。直訳すると「トラにまたがる」。最後までやり遂げる、という意味だそうです。なんだか縁起が良さそう。これにしよう!

しかし、トラって思いのほか描くのが難しいと知ったのは締め切り数日前。Illustratorで一体このシマシマをどうしたらいいっていうの?!これじゃぁ年内にカレンダーが出来上がらない!焦りに焦りますが、集中力のないわたしは、この表現の和訳をネットで探し出してしまいました。締め切りが近い時こそ大掃除をしたくなる学生さんの気持ちがよくわかります。

するとサイトにはこう書いてありました。
enfourcher le tigre:騎虎の勢い
・・・日本語ではあまり使わない表現です。さらに調べると騎虎の勢いの同義語は「乗りかかった舟」という意味だということが判明。「最後前やり遂げる」というより、「もうやるしかない」という意味です。

この表現について調べてみると、この表現はフランス語から来たものではなく、中国語の表現がフランスに輸入されたタイプのようでした。確かにフランスにトラはいませんから、その動物が住んでいる国から表現がやってくるのは至極当然なことかもしれません。

想像していた「やり遂げる」と違いましたが、まさに今の状況ではないか!ここまでやったからには最後までやらねば!!
そして出来上がったトラこちら。

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ウンウンうなって考えた挙句、トラの上には子トラにまたがってもらいました。いつか乗りこなせるといいねぇ。と、できあがった子トラに声をかけました。

来年はどんなカレンダーにしようかな。

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