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『奪い合う時代』から「共存と共栄の時代」へ。

こんにちは。
昨日は週に一度の営業日で、こんな状況にも関わらずたくさんの方たちが来てくれました。本当に嬉しい限りで、とにかく感謝の一言です。

その営業前に、今月一緒にワイン会を開催するchoiceさんに誘っていただき、藤原ひろのぶさんの講演会に行ってきました。
藤原ひろのぶさんを初めて知ったきっかけはchoiceさんのお店に彼の本が置
いてあったことから。

彼は食糧不足で苦しんでいる国へ赴き、食料調達を行ったり、いわゆる社会問題に向き合っている方です。
ぼくは今まで社会問題に興味はありましたが、規模が大きすぎて自分事として考えられなかったし、正直他人事に思っていました。

ただ、最近ヴィーガンなど環境問題がより身近になっていく中で、自分もビジネスをやっているものとして考えなくてはならない問題だし、向き合わなければいけないとも思っていました。

そんな中で彼の本と出会ったのは巡り合わせかなと思い、お店の中でアマゾンをポチッと押して購入し、すぐさま読んでみました。
感想としては、「行動力抜群癖変態最強男」といった感じ。でも、やはり規模感が大きすぎてただ読んで終わりになってしまいそうな感じでした。

そこに追い打ちをかけるように彼の講演会が横須賀でやるとのお話が。営業前の仕込みがありましたが、これを逃せばまたこの問題から目を背けることになると思い、参加させていただきました。

前置きがだいぶ長くなりましたが、今日はその講演会を聴いて、アウトプットも込めて自分なりに3つの議題に分けて書いていきたいと思います。

社会問題に向き合っている方なので、議題の規模感もだいぶ大きいです。が、講演では一人ひとりが考えなければいけないところまで落とし込んでくださったので、そこを書いていきます。

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①コロナに関して


コロナ騒動が始まって、もう3年目に突入してしまいました。コロナが始まってから働き方、生活リズム、考え方、人それぞれ変化の多かった期間だと思います。ぼくもコロナ期間中に改めて自身を見直し、独立することに決めました。

この2年間、毎日のようにコロナの感染者数が報道されています。ぼくからしたらお気持ちのようにしか感じませんが、感染者の増大に合わせて緊急事態宣言が発令され、まんぼうが発令され、また感染者数が落ち着いたら元の生活に戻る。

国民のほとんどがこのメディアの報道に合わせて行動していると思います。飲食店を経営しているのでわかりますが、感染者数が増えると比例するようにお客さんが減っていきます。

ひろのぶさんはデータを開示しながらコロナについて説明してくれましたが、まとめると、

・コロナの感染者は日本の0.7%の人間だけ。
・コロナ流行時の一日の感染者数は60万人。
 対して死亡者150人。
・インフルエンザ流行時の一日の感染者数は1458万人。対して死亡者2569人。

もっと細かく提示してくれましたが、ここではこのデータはそれほど重要ではないので割愛します。そして、このデータが細かく合ってるか合ってないかもどうでも良いので(論点はそこではない)、一応炎上したら嫌なので書いておきます笑

『物事の本質を見極める』
この話を聞いていてぼくが大切だと思ったことです。
本質というのは結果です。コロナはわからない菌。だから怖い。わかる。

でもデータを見るとコロナよりインフルエンザのほうがよっぽど怖い。

これが結果です。

インフルエンザが流行してるときに飲食店に行くことを辞めますか?
ぼくは辞めません。皆さんはどうでしょう。

今は情報過多の時代。読み手が何も考えずに情報を鵜呑みにしすぎています。情報を自分で調べ、考え、取捨選択しなければ、メディアに踊らされてる毎日になってしまいます。

「異形を恐れるは無知の現れ」

これはコロナの話だけでなく、すべての局面において大切なことだと感じました。

②環境問題から考える仕事とは

みなさんは仕事の本質はなんだと思いますか。
『仕事の本質=問題解決と社会貢献』
とひろのぶさんは話していました。

僕もこれは同感で、自分でビジネスを始める以上、社会貢献できるものでないと意味がないなと考えていました。僕は地域貢献というところに目を向けて、お世話になった地元で食とお酒と人が繋がれる場所として飲食店をまずスタートさせました。

・2048年に海の魚がいなくなる。
→漁獲量が多すぎて魚たちの繁殖が追いつかない。
・日本の食料廃棄は年間642万トン。
→輸入してきた食糧を捨てているようなもの。
・コーヒー豆の輸入1キロ8円
→外国人の低賃金労働のおかげで僕らは安くコーヒーが飲めている。
→カカオや洋服も同様
・世界の洋服の60%が廃棄されている。

これらは仕事の本質が「社会貢献」から「お金を稼ぐ」に変わってしまった資本主義経済の現状です。

なぜ僕らはこんなにも安くものを手に入れることができるんだろう。
なぜ豊かに暮らすことができているんだろう。

こうゆう方々の犠牲の上にぼくらは生きているということです。

ぼくは自身の行動のあり方、今後のビジネスの展開の仕方に関して、考えることがたくさんありました。

みなさんはどうでしょうか。


③どう生きていくか

『奪い合う時代』
今までは奪い合いの時代だったと思います。競争して勝つ。上に行く。お金をたくさんもらう。そうやって皆が奪い合いを続けてきた結果が現在のざまざまな環境問題を生んできました。

『共存と共栄の時代』
今はこのフェーズに入っている。
僕もそう思います。

みんなで一緒になって盛り上げて、
みんなで一緒に歩んでいく。

奪い合うこと、
お金を求めたら一生終わりはありません。

自分が死ぬまでにどう生きていきたいか。
本質はそこなんじゃないかと。

僕は「大好きな人達に囲まれて毎日幸せに過ごしたい」。

「生きる」ということに対して
どう向き合っていくか。

話がだいぶ大きくなってきましたが、
本当にこれが大切だと思っています。

ぼくらは起業を決めたとき、何をするかより
「自分と向き合う」ということを一番大切にしました。

自分にとって大切なことは何か、何に感動し、何に価値を感じるのか。
どう生きたいのか。どう死にたいのか。
(ふたりとも遺書まで書いてます。爆笑)

このコロナは良いきっかけだと思います。
ぜひ自分に矢印を向けて対話してみてほしいなと思います。

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生意気なことを書いてしまったので、これからの行動で自分自身も成長した姿を見せれるようにしたいと思います。

ではまた!

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#日本一サッカーが上手いソムリエ

神沼 拓海(かぬま たくみ)
1996年2月21日生まれ(25歳)/神奈川県横須賀市久里浜出身
【サッカー】Aries Tokyo 所属
【ビジネス】株式会社モトックス (ワイン専門商社) 3年勤務 / 株式会社SEA 代表 ~地元よこすかをより魅力的な街に~
【学校】遊学館高校/東京農業大学                       【資格】J.S.Aソムリエ #日本一サッカーが上手いソムリエ

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