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「やってみる」ことはやっぱり意味がある

前回のブログ更新からかなり期間が経ってしまいました。
年末にラポールヘア早瀬社長に便乗し福岡フォーラムに行き、その翌週に入会を決めた経営実践研究会という中小企業経営者の組織。
今年1月より勉強しております。
昔から群れることや同調圧力が大っ嫌いだった私が、なぜわざわざネットワーク風な組織、そして男性がほどんどの組織に入ろうと思ったのか。
そこから綴ってみます。

なぜ入会したのか?


①ビジネスマッチング要素がないこと


世の中にあふれている経営者組織は利害関係ありな「人脈作り」の組織がほとんど。
友達伝いの紹介でほぼ成り立つし、弊社の事業はスモールビジネスなので入ったところであまりメリットはありません。
売上や金銭的なことはほぼ変わらない、と感じたことが自分の中で腑に落ちました。

②「社会課題」に取り組めてないことが根っこにあったこと


私は今年で事業を始めて10年目になります。
目の前のお客様に喜んで頂け、スタッフを増やし、店舗を増やし、「商売」としてはうまく継続できている方だと我ながら思います。
しかしネイルサービスという社会的にみてかなりのスモールビジネス


20年後30年後の社会に何の意味があるんだろう・・とずっと考えていました。
子供を育てるスタッフに対してお給料を払い、その子供たちが健やかに育つ手助けになっている・・くらいかな?と思っていました。
なんにもアイディアはないけど、ここに入って色んな人の話を聞けば私にしかできない、私がやるべき社会問題が見つかるかな、と思い完全に「人任せ」な気持ちで入会しました。

③リーダーこそ新しい世界に飛び込み挑戦することが大事


弊社は現在スタッフ15名。
難関資格にチャレンジしたり、できない技術を習得したり、日々スタッフの努力を重ねる姿に刺激を受けています。
「1年前と違った自分でいよう!」
これは私がいつもスタッフに伝えていることです。



そんな私も新しい社会に飛び込まないといけないなと思っていたところでした。
この行動で1年後の弊社はまた違った変化ができると確信しています。

ピッチコンテストに挑戦


この組織で、大阪中央公会堂で1000人が集まるフォーラムが6月に開催されます。
ここで登壇できるチャンスが、会員内で募集されました。
細かな内容やブラッシュアップは後からすればいい!と思い切って申し込み。
全国の予選メンバー50名ほどいる中の一人になりました。
そして4月中旬の予選に向けての練習がスタート。
練習第一回は趣旨をほぼ理解しておらず、「事業内容」をつらつら・・・と説明。
「これはビジネスコンテストではない!!」と指摘され、理解したところからのスタート。
私が解決したい社会問題、事業内容、そして共感を生む取り組み。
「リソースから考えない」と言われて、え、リソースから考えられない事業プレゼン・・とわ・・?と何度も迷宮入り。

「練習」レベルにならないくらい、「そもそもの」内容から日々壁打ちを毎回させてもらい、修正オブ修正の日々でした。

私は日々女性社会の中で生きているので、男性に対して共感を得る内容、話し方、見せ方を意識したことがなく、様々な人の意見を聞きながら自分の中に落とし込みをしました。



結果的に初回練習とほぼ違う内容になりましたが、私はこのピッチ練習を通して、「事業を通して潰していきたい社会問題」を見つけることができた気がします。
そもそもの趣旨を理解していない落ちこぼれスタートだったため、理解を深めるため他の方の練習には入れるだけ入っています。
そして予選は来週!
素晴らしい取り組みをされている方たちのプレゼンばかりなので、結果には自信はありませんが私はこの挑戦で一つ前進できた気がします。
過去にチャレンジした数々のビジネスコンテストもそうでした。
結果を残すことは大前提ですが、「挑戦することに意味がある
これからもそんな背中を見せていきたいなと思っています。

ピッチ予選、会員以外の方でも視聴できるそうです!
ご興味ある方ご連絡くださいませー

久賀田有紀(くがたゆき)

教員を経てネイリストに転職。
ネイルサロン勤務・NYインターンを経て2013年ネイルサロン「maninail」開業。
2015年より一年間、フランスパリにて活動のち2016年再開。

現在ネイルサロン5店舗経営、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。

女性支援の事業を通してジェンダー格差のない社会を作ることが目標。

●株式会社mani creation代表取締役
●一般社団法人海外ネイル協会代表理事
●えがお爪工房ディレクター

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