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インド旅のしおり vol.1

今日からぽつぽつと「インド旅のしおり」シリーズを投稿していこうかと。これは私が去年(2023年)に友達とインド旅行に行ったときに作ったもので、初めてインドに行く友達のために役立ちそうな情報や行きたいお店の情報などをまとめたものだ。
こういうガイドブック的なものを作ったのは初めてで、右も左もわからず、パワーポイントでせこせこ作って自宅のプリンターで印刷したものをホチキスどめした。渡したときに喜んでもらえたのが嬉しかったなあ。
このガイドブックがきっかけになって、一緒にインドに行った友達の一人から「本を作ってイベントに出してみなよ」と背中を押してもらったのだった。5月に初めて刊行したZINEのきっかけになった、思い出深い冊子。

とりあえず今日はインドに持って行って便利だったものや、旅行で知っていると便利な情報、入国方法や列車チケットの見方などをアップしておきます。

画像はご自由にダウンロードして使ってください。PDFデータが欲しい、という方がいれば個別にご連絡ください。なお、著作権はすべて岡本(岡本インド研究所)に帰属します。ネット上での二次配布はお控えください(個人での旅行や友達との共有などはOKです)。

【旅のしおり ~渡航準備編~】

【補足】

  • 円安が恐ろしいことになっている昨今、一時的に1ルピー=1.9円を超えたときもあったようで、渡航前にレートは最新のものを確認してください。

  • カラビナやS字フックは、バスルームで洗面用具の入ったポーチを吊り下げるときやドミトリーのベッドに収納スペースを増やすとき、はたまた移動中の列車で手の届く場所にちょっとした小物をぶら下げたいときなど、いろいろと便利です。かさばらないので2つ、3つあっても良いかと。

  • ジップロックも便利でした。荷物の小物がばらけないようにまとめる、洗面用具の濡れているものをしまう、などの用途のほか、スパイスをお土産で買ったあと荷物にスパイスの匂いがつくのを防止する、などの使い道があります。(スパイスのパッケージはなぜか破れている可能性がある)

  • インドではキャッシュレス決済が増えてきていますが、「インド国内で発行されたクレジットカードのみ対応」というカード読み取り機が結構あるので、クレカだけ持っていくと詰む可能性があります。また、デリーのような大都市なら日本円を両替してくれる店もありますが、基本的にはドルかユーロです。わざわざユーロ持っていくメリットも特にないので、ドルを持っていきましょう。

  • 粉末ポカリは現地で体調を崩したとき用です。インドには「ほどよい甘さの飲み物」というものがありません。現地薬局にはORS(経口補水液)のパウダーも売ってますが、たいていは泣きそうなくらいマズイので、日本人に馴染みのあるスポドリの粉を持っていくほうが賢明です。


【旅のしおり ~入国書類・列車チケット~】

【補足】

  • ここではe-visaを日本で申請して入国する方法を載せていますが、もちろん大使館の窓口に行って、以前からあるステッカータイプのビザを申請しても問題ありません。個人的にはステッカータイプのビザが大好きです。

  • 個人的にはホテルは日本で事前予約してからデリーに入ることをおすすめします。特に初インド、初デリーで、宿を予約せずに23時以降に到着すると大体は超面倒くさいことになるのでおすすめしてません(もっと言うなら初インドでデリーから入ることは本当はおすすめしてません、コルカタかムンバイから入って国内線でデリーに行ったほうが詐欺にあう確率がぐっと減ります)。

  • 私は留学中にデリーのサンタナゲストハウスという日本人宿でお手伝いしていたこともあったので、基本的に初日はサンタナに予約を入れてます。常駐の日本人スタッフと、日本人対応に慣れているインド人従業員たちがいるので安心です。ご参考までに。

  • インドの列車は一時期「何時間も遅れる」「プラットフォームがどこだかわからなくて乗りにくい」「いつも混んでる」など言われていましたが、最近は少しずつ改善してきているようで、遅延もかつて5〜6時間ちかく待った列車が1〜2時間の遅延で着くようになりました。ええ、改善してます。

  • さらに便利なのは列車用のアプリがあることで、ixigoなどを使うと自分の乗る予定の列車がいまどこを走っているかほぼリアルタイムに表示してくれたり、何番線に入線するか駅の電光掲示板を見なくてもわかったりします。とはいえ2022年にコルカタ~プリーの列車に乗るときはプラットフォームの情報が間違っていて大変な目にあったので、やはり最終確認は駅の掲示板を見るようにしてください。


今日はここまで。明日以降の記事で、デリーやコルカタの街歩きについてのガイド部分を載せていこうと思います。


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