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今日のマレーシア|ペナン最大人数、ワクチン未接種お断り、など

相変わらず毎日2万人前後の感染者が出ているマレーシアです。

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1. ペナン最大感染者数

今日のペナンは1,867名という過去最大の人数。感染者の4割が中等〜重症者で、緊急に新たな施設を準備している所です。

州保険局長によると、報告された1,867例のうち1,257例が『迅速抗原検査(RTK-Antigen)』で検出されたもので、「2週間前からRTK-Ag検査の結果を確定症例に加えることになった」とあります。(その前は、抗原検査の陽性人数はカウントしていなかった?)

そしてほとんどが工場内での症例。ロックダウンで人の動きは減っても、稼働している工場・職場内で感染が広がっており、マレーシア全域で同じ現象です。加えて“抜け道“を使った移動での感染もカウントされますが、もしロックダウンしていなかったらどこまで感染拡大してたのだろう…考えると気が遠くなります。

2. 引き続き深刻な状態

保健省ノー長官が、経済・社会活動が徐々に再開されているが、状況は依然として「憂慮すべき段階」と国民に注意喚起しています。


“保健省は、生命と生活のバランスを取るために、経済・社会部門を段階的に再開することの重要性を理解しており、政府は8月16日より、衣料品店、サロン、洗車センターなどの営業を再開しました。

また、事業主は、施設に入る顧客が完全に予防接種を受けていることを証明するために、デジタル式のCovid-19ワクチン接種証明書を提示するようにしなければなりません。

マレーシア国民が常に予防措置を厳守することで、自らの役割を果たすことが重要です。過去に多くの死亡者を出し、経済・社会部門を閉鎖した出来事から学ぶべきです。“ (保健省ノー長官)

3. ワクチン未接種だと暮らせない

上記の通り、この状況でも経済活動を再開するため、従業員や顧客に『ワクチン接種証明書』を求めており、未接種や1回接種の状態だと入店不可のモールや店舗も。これは、未だ感染者数の多いフェーズ1(KL・セランゴール)で顕著な様です。

フェーズ2のペナンも、先日新たに許可された業種への入店・利用は、ワクチン完了者のみが許されています。ただ、スーパーやモールへの入店は、可能なはず。

接種の意思があっても順番が来ていない人、また事情で接種できない人にとっては、非常に暮らしづらくなりそうです…。ただそういった人への配慮として、接種率が上がったら「定期的な抗原検査での陰性証明」が代替策にもなり得る気もします。

4. ペナンのワクチン接種スケジュール

下記はモール職員の集団接種の様子ですが、この中でペナン州首相がワクチン接種について語っています。

“月曜日(8/16)には29,600人の接種を記録しました。
3週間後には、MySejahteraに登録したペナンの人々の100%が最初の投与を受けることになり、8月末までには、50%の人が2回目の接種を受けているでしょう。州内でのワクチン不足に関する様々な報道はありますが、その影響は非常に少なく、接種の予定を変更するだけです。“


この先は個人的なお話です。

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