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マレーシアから世界とつながる|グローバル視点の子育て

多様性のマレーシア🇲🇾ペナン島から「マルチリンガル教育」「グローバル視点の生き方」「子どもの好奇心・主体性・思考力」をキーワードにお届けするマガジン。ペナン在住11年目の移住留学コ… もっと読む
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#海外移住

loseが結果的にwinを引き寄せるのかも、と物件交渉に思う

今日の出来事。いやぁビックリした…!仕事でかなりの物件立ち会いしてますが、これまで出会った中で一番太っ腹なオーナーかも。 この「諦めたリクエスト」、かなり値の張るもので、それを取り下げる代わりに家賃を下げて欲しいと交渉したんです。 物件交渉時の基本中の基本実際にオーナーと話すのは不動産エージェントだけど、伝え方次第で交渉決裂もあるので、物件交渉はとても気を遣います。 できるだけクライアントさんの希望は叶えたい、かと言ってあまりに要求が多いと入居自体を断られたり…さじ加減

ペナン州🇲🇾3歳から学生ビザ取得可能です

3月に「4歳から取得可能」とお伝えしていたペナン州の学生ビザについて続報です。 3歳から学生ビザの取得が可能この度、弊社クライアントさん3歳のお子さんが学生ビザを取得されたので、正式に「ペナン州では3歳から取得可能」なことをお知らせします。 実は4月に3歳からOKの情報を得ていたものの、いつものごとく担当者ごとに話が違うので、確証を得るまで公表を控えてきました。さらに多くのファミリーへ留学移住のチャンスが広がり、嬉しい限りです。 けれど、すべての学校で3歳からビザが出る

ペナン近況|インター校のホリデー、新設校Stonyhurst、8月の視察など

月末から始まるホリデープログラム(短期留学)、移住サポート、学校視察の準備で多忙な毎日です。インスタやTwitterも開く余裕がなかなかありません…汗 ここまで忙しいのは2019年以来、実に3年ぶり。パンデミックを経て渡航解禁の今、海外教育を模索する親御さん達の熱い思いを日々受け止めています。 人生をかけた挑戦をサポートさせて頂ける事は、これ以上ない喜びです。もちろん重大な責任でプレッシャーも最大級だけど、移住ファミリーに伴走することで新たな学びを得たり、エナジーチャージ

一部のマレーシア人が海外へ出ていく理由、でも「戻れる」理由

昨日こんなニュースが流れてきました。地元ペナンのUSM(マレーシア科学大学)大学院の医学部で、教授による優遇措置やいじめが合ったというもの。 人種については書かれていませんが、マレーシアをよく知る人はあの「政策」が頭に浮かぶんじゃないでしょうか。 ブミプトラ政策とは多民族国家のマレーシアには、マレー系やオランアスリなどを優遇する「ブミプトラ政策」というものがあります。 この政策下では、企業の税率、ローンの金利%、公務員の採用、そしてUSMを含む「国立大学への入学」も、全

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ペナン近況|留学移住者が増え、学校や家賃は元に戻りつつあります

留学移住関連の近況報告です。 移住やサマープログラムへのお問い合わせが止まりません。先週もオンライン相談、学校視察、受験が続き、来年以降の留学相談も多数受けています。 やはり、パンデミックの影響ですよね。足止めされた2年半で、「やりたいことを後回しにして後悔したくない」という方が本当に増えました。昨年9月以降、隔離生活を乗り越えて移住したご家族たちも「迷い」がなかったです。 ペナンの街はほぼ元通り政府の規制緩和後、街は元の賑わいを取り戻しています。今月初めの公立校スクー

共働きに配慮あり!|ストレイツインターナショナルスクールの特色と校内の様子

5月の事ですが、Straits International Schoolのエージェント向けイベントに参加してきました。久々に訪れましたが「共働き家庭」をターゲットにした戦略が印象的でした。校内の様子や特色をシェアしますね。 まずは校長のMs Karlie Walsh から、学校の概要や近況の説明がありました。 Straits Int'l School 校内の様子この後はいくつかのグループに分かれて校内ツアーが行なわれました。授業中ありのままの風景です。(生徒は個人情報保護

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学年を落としてインター校に入ると「選択肢がひとつ減る」のは知っておいて欲しい

日本から留学する場合、多くのお子さんが英語力が足りない状態で編入しますが、学校によって「学年を落として受け入れる」場合があります。 これ、KL周辺ではよくある話らしく「1〜3歳、年の違う子がクラスにいるのは普通」なんだとか。 実はペナンの場合、ほとんどのインターで学年を落とすことは推奨しません。それは、 ①学生ビザの取得年齢が18歳まで ②子どもの成長への影響 この二つが大きな理由です。特に①学生ビザの話はとても重要なので、セカンダリー(中高)から留学するお子さんや、

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宣伝するインター校には問題がある?

インター校に対し「宣伝が激しく、いつもプロモーションをしている学校は何か問題がある」という話を聞きます。 確かに、そういう学校も一部あるかな…(各校の問題点はオンライン相談でお伝えしています)。ただ長年インター校と関わり様々なパターンを見ていると、必ずしも宣伝=悪ではない、と分かってきました。 財源がどこから来ているかペナンの場合、広告を出して宣伝する学校は当然ながら財力があり、その主な財源は「学費」と「経営母体」の二つです。その複合型もあります。 財源が学費の学校

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教育省の許可、ホリデープログラムなど

イスラムの断食期間が終わってお役所関係が一気に動き出し、非常にバタバタしています!5月1日から入国制限もさらに緩和され、エンデミックへの加速が増しているマレーシアです。 教育省の許可(6歳未満を含む)1月にオンライン受験後、教育省(MOE)へ許可申請していた方々の許可がおりて、移住へ向けて一気に動き出しています。 MOEレター、ラマダン(イスラム教の断食機関)を挟んでいたこともあり、通常より長めの4ヶ月。長かった...。 今回許可が降りたのは複数校にまたがる複数名。新た

マレーシア教育移住|インター校の理想と現実

留学エージェントの重要な役割の一つは「理想と現実のギャップを埋める」ことだと思ってます。 最近はブログやTwitterで生の情報も得られるし、オンライン相談でも現実をとことんお伝えしているので、「物価3分の1」等の話を信じて来る方はほとんどいません。ただ学校に対しては理想を捨てきれず、実際移住してから現実とのギャップに戸惑う人がいるのも事実です。 加点方式なら完璧なのか?インター校に「理想の学校」のイメージを持つ方が多いのは、いま出来ている部分にフォーカスする「加点方式」

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イスラムとビーチリゾート〜トレンガヌの事件から外国人の振る舞いを考える

先日、トレンガヌ(マレー半島東海岸)で、「外国人が半裸でバイクに乗っていた」ことが話題に。州政府は「個人を特定して厳しく罰する」としており、かなり厳しい反応です。 いまはイスラム教の断食期間、ラマダン中なんですよね。「水さえ口にできない禁欲状態」なイスラム教徒の前で、半裸でウロウロしてした外国人という図式です。 トレンガヌってどこ?トレンガヌ州はマレー半島の東側。マレーシア屈指の美しい海とレダン島・プルヘンティアン島などの離島群が人気で、3月〜11月のシーズンには国内外か

「インター卒業後の進学実績」にほとんど意味がない理由

インター校を選ぶ際、大学への進学率や「どの国のどの大学に進学実績がありますか?」と聞かれることがあります。 オンライン相談では「ほとんど意味がない」とお答えしています。今日はその理由について書いてみますね。 イギリス式の学年と私立校の事情マレーシアに多いイギリス式カリキュラムのインター校は、日本とはかなりシステムが違い、その多くが

【吉報】ペナン州🇲🇾4歳から学生ビザ取得可に!

以前からお伝えしていた「6歳未満の学生ビザ」について朗報です。これまで6歳以上に限られていた学生ビザの取得が、ペナン州では満4歳から取得可能になりました!→満3歳から取得可能です(2022年7月13日修正) 1月にはMOEからの許可1月のnote定期マガジンでは、それまで不可とされていた6歳未満のお子さんに対し、「MOE(教育省)から就学許可が出た」とお伝えしていました。 けれど、学生ビザが実際に発行されるまでは楽観視できないと考え、動向を伺っていたんです。 ペナン州移

野本響子さんのVoicyでマレーシア留学について話しました🇲🇾

先日、野本響子さんのVoicyに呼んでいただいて、我が家の多言語教育やマレーシア留学の傾向についてお話しました。 こんな内容です。野本さんの質問が的確で、とても上手に誘導して下さいました。 だいぶ長くなってしまいましたが、よかったら聞いてみてください。 のもきょうさんと私はほぼ同時期にマレーシアへ来て、その移り変わりを同じような目線で見ているので、お話が止まりません! 野本響子さんの新刊『子どもが教育を選ぶ時代へ』、一時帰国中の日本で本屋さん数軒回るもなんと売り切れ!有