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三日目 令和元年五月一日 七時十五分頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。三日目 令和元年五月一日 七時十五分頃。三河國 大平。

 旧東海道と五十三次の画。東海道を解説する看板。江戸から京都まで十四日間かかったとある。私の場合、名古屋から江戸まで正味十二日間かかった。かなり遅い。この看板は珍しく、京都方面を向いている。こういうのは東京方面から京都に歩く人を前提に立てられている場合がほとんどである。

 つぢや呉服店。街道筋にたくさんあるタバコ屋も併設。かつては往来で賑わう街道筋の呉服屋として繁盛していたのだろうか。今も営業しているのか不明。同様にタバコ屋もやっているのか分からない。

 違う角度から見たつぢや。いい雰囲気だが、やはり廃業していそう。

 角の家。軒がかなり低い。古い家だと思う。もしかしたら何か商売をしていたのかも知れない。

 角の家の古い看板。古すぎて文字が判別できない。「火の用心」だけがかろうじて読める。下の看板をよく見ると「調剤」「相談」「薬局へ」という文字が見えてくるので、薬局だったかも知れない。

 街道に付き物の床屋。玄関のシャッターが降りているので、「斜め玄関」なのかどうか分からない。また朝早いので営業しているのか既に廃業しているのか不明。去年の朝九時頃撮影の写真を見ると営業していた。

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