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十三日目 令和元年五月十一日 八時頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。十三日目 令和元年五月十一日 八時頃。武蔵國。神奈川宿。

【上段左】国道(こくどう)駅付近暮らしの中の変体仮名。「生麦 魚可゛し」。東京に近づくとこういう看板をよく見かけるようになる。名古屋ではかなり少ない。

【上段中、右、中段、下段左、中】JR東日本 鶴見線 国道駅ガード下。旧街道とは関係ないが、戦後の日本製ギャング映画に出てきそうな場所。何も予備知識もなく通りがかって、こんなところがまだ残っているのかと驚いた。
 前途のお江戸日本橋に一刻も早く辿り着きたいという思いと、予期せぬお宝を十二分に堪能したいという思いとが葛藤した。とは言え、時間はそれ程取れないと判断し、そこそこの見物でその場を離れた。

【下段右】街道筋の面影残る旧街道の様子

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