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十三日目 令和元年五月十一日 十一時半頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。十三日目 令和元年五月十一日 十一時半頃。武蔵國。川崎宿。

【上段】磐井神社江戸文人石碑群。真ん中の二つがそれ。右が狸筆塚 文化六年(1809)、左が竹岡先生書学碑 寛政八年(1796)。盃状穴が目立つ手水鉢。「卍」が彫られている珍しいもの。年代不明。

【中段左】盃状穴が彫られた狛犬。

【中段中】磐井の井戸。海が近いが、心の清い人が飲むと真水、邪心を持った人だと塩水になったと言う。現在は飲めない。

【中段右】鈴ヶ森刑場跡遠州鈴ヶ森刑場の名はここに倣ったもの。治安維持のため、見せしめとして街道筋に刑場を設置した。

【下段左】江戸大火の八百屋お七などがここで処刑された。右の髭題目は元禄十一年(1698)建立。

【下段中】鯉塚。大正時代、この辺りに大きな養殖場があったらしい。その供養碑。

【下段右】処刑台の土台石。左の四角い穴のものは磔(はりつけ)台。右の丸い穴のものは火炙り台。八百屋お七はここで火炙りにされたと言う。

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