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六日目 令和元年五月四日 七時十五分頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。六日目 令和元年五月四日 七時十五分頃。駿河國 藤枝宿。

 朝七時前のホテルのフロント。誰もいない。宿賃は先払いなので問題なし。困っているところに手を差し伸べてくれて大変助かったので、この宿を立つ前に一言御礼を言っておきたかったが、そのまま膝栗毛に出た。

 松と旧街道

 南洋のデパート王 岡野繁蔵生誕地一体誰なのか。南洋で起こしたデパート事業は太平洋戦争によって廃業に追い込まれたらしい。戦後は衆議院議員としても活躍した。

 勝草橋。瀬戸川に架かる橋。橋の親柱にこれだけ細かい説明が施してあるのは珍しい。江戸時代は、川には橋が架けられず、徒歩で渡ることが多かったため、「瀬戸川の徒(かち)渡り」と言われていた。水かさが増す時期には大井川のように川越し人足を使った

 正定寺の「本願の松」。見事な松。享保十五年(1730)に田中城主 土岐丹後守頼稔が植えたとされる。目通り(目の高さ)直径3m.高さ6m、幅13m程度。

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