六日目 令和元年五月四日 七時半頃
東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。六日目 令和元年五月四日 七時半頃。駿河國 藤枝宿。
ホテル富岡屋。先日の夕方にはあれほど苦労したのにちょっと行くとこういった宿屋が見つかる。しかも用のない時に。屋号からすると歴史がありそうだ。
上伝馬 問屋場跡。現代は駐車場。問屋場とは旅人や荷物を次の宿場まで運ぶ中継業務と飛脚などの通信業務を担っていた。交通や物流の要衝であった。駐車場とつながりがあると言えばある。
床屋「てんぐ」。床屋は街道筋につきもの。しかも斜め玄関。
伊久美園茶店と今拝稲荷大神と神明神社。
今拝稲荷大神の奥にある明治天皇藤枝行在所址の碑。新しい。昭和五十七年に建てられた。三十七年前か。全然古びていない。味が出るまで三百年は掛かりそう。
洋風と和風との合体住宅と常夜灯。洋風の部分が正面玄関で、庭にはソテツが植えてある。「洋風+ソテツ」は昔の病院の様式だ。
常夜灯は、竿(胴体)と土台とが自然石になっている。設置年代が彫られていない。もしかしたら、というか多分これらは後世のものだろう。よく見ると電灯線が配線されているので街灯になっているかも知れない。
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