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七日目 令和元年五月五日 十六時四十五分時頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。七日目 令和元年五月五日 十六時四十五分時頃。駿河國 由比宿。

【上段左】自然石を使った仏塔。おそらくもともと地面にあったが、がけ崩れ防止壁を作った際にコンクリートブロックの上に移動させたのだろう。地元の信仰の強さが伺える。大抵はブロックの中に祠みたいな凹みを地面に付けてそこに置くものだが、ブロック塀の上に置くことで現代と近世との融合らしきものが生まれている。

【上段中】ごんげんばしと街道。旧街道に付き物の無人販売所が続く。

【上段右】中峰神社。藤八なる村人が死後に天狗になって倉沢の火防守護となったらしい。

【中段左】「中峰神社道」と書かれた石柱の元にある丸い石は「力石」ではないだろうか。この石で力比べをしたのだろう。

【中段中】くらさわや。桜えびのかき揚げで有名。前回の膝栗毛で通った時は十五時頃だったが、長蛇の列だった。今回は十六時を過ぎていたので、閉店していた。

【中段右】憧れの農業用モノレール

【下段左】桜えび専門売店。ここで、家に桜えびとしらすとを送る。土産物が宅配できるのは便利だ。金はかかるが。

【下段中】名主の館 小池邸

【下段右】連子格子のある家が多く残る旧街道

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