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待機児童問題って、なんで改善しないの?という疑問を解くカギのようなもの

例年、2月になると保育所の当落通知が来ます。結果、「待機児童問題」が話題になる訳ですが、私が娘を出産した2012年頃から状況が変わらない気がします。

「保育園落ちた日本死ね!!」という匿名ダイアリーが投稿されたのは2016年2月15日で、2016年の流行語にもなりました。

そこから3年を経た2019年の現在でも、保育園に落ちる人はたくさんいます。

「日本死ね」を書いた人が、今年2月に書いたツイートがこちらです。

日本の保育所事情は変わっていないのか?

改善している地域と、改善していない地域がある、というのが正確だと思います。

ちょっと古い資料ですが、2017年4月1日時点の「保育所関連情報とりまとめ」がこちらです。

保育所等関連状況取りまとめ(平成 29 年4月1日)」を公表します(厚生労働省)※PDF

「待機児童問題って全然解決しないな~」…と思って数字の推移を見てみました。希望者の伸びもすごいし、仕事を持たない潜在希望者も考慮すると、50万人増やした現状でも不足しているのですが、5年間で受け入れ者数50万人増は、かなり頑張っている感があると思います。

また、世田谷区の例ですが、待機児童のカウント方法を実態に即した数にした結果、増えて見えるといった事情もあるようです。そもそも世田谷区では、保育所を希望する児童数が10年で2.2倍に増えています。ある程度予測しながら保育所を設置しているけれど、それでも追い付かない部分があるのではないでしょうか。

”一体何が問題なのか…待機児童問題の原因と解決策について考えてみた”

待機児童について調べていたら、「あ、私が知りたかった疑問、全部書いてある…」という記事に出会いました。

「待機児童問題、全然解決しないよね…?」と疑問に感じている人に、お勧めの記事がこちらです。全5回のシリーズ

タイトルだけを見ると、当事者として「お父さんが不在」に見えますが、取材をしているライターさん、サイトの編集長さんがお父さんなので、こういった記事としては珍しくお父さんの視点が入っているところが良いです。

お勧めなのでぜひ、読んでみてください。

それでは。

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