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そして、人類は進化する!あらゆるモノにAIがinside(内包)されて、世界が変革される未来!【後編】

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『誰でもAIを作れるツールの普及』は、AIクリエイターの数を飛躍的に増やす。
各業界の人間がこぞってAIを開発して、作られたAIはマーケットプレイスで販売・シェアされ、世界中が一気に変革されていく。

全人類AIクリエイター時代という未来が、間もなくやってくるはずだ!

『世界中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する』というミッションを遂行するAI insideの渡久地社長とは何者なのか!?
誰もがAIを作れるようになると、社会はどう変革されるのか!?

さっそく渡久地社長に話を伺っていこう。

■異次元の起業術!未来年表の作成が、正しい選択を可能にする!

渡久地社長の経歴を尋ねると、次のような答えが返ってきた。

「高校卒業から2年ほどは、未来の年表を作っていました」

…………!?
学校を卒業して、 最初にやることが年表作り。
あまりに異次元過ぎる回答である。
未来が分かれば、どんなビジネスを始めるべきか見えるかも知れないが、2年がかりで実行して成功に結び付ける人間は世界でも珍しいのではないか。

「2004年にはAIを視野に入れながら、会社を設立しました。作った未来の年表に、そう書いてあったからです」

渡久地社長の作成した未来の年表によれば、未来には「AI」か「宇宙」のビジネスが見えていた。その当時のリソースで着手可能なものとして「AI」を選んで起業した。

独学でAIの技術を学び、研究開発を重ねた上で、2015年にAI insideを設立したのだ……!

■AIはあらゆる業界で作られるようになり、深刻な社会問題も解決される!

「2030年までにはAIによる各業界の自動化が完了するはずです」

誰もがAIを作るようになり、作られたAIが世界中で共有されるようになれば、変革は一気に進む。
2030年にはAIを活用してあらゆる業界の自動化は完了するのだ。
世の中の自動化が完了した後、AIによって世界はどう変わるのだろうか?

「人類の抱える社会問題をAIで解決できると考えています。たとえばエネルギー問題や医療などです」

人類の大きな課題であるエネルギー不足問題も、AIを活用すれば緩和可能だ。実際に、安定的な電力供給や電力ネットワークの効率化・最適化にAIはすでに活用されている。

医療についても、AIの活用により大きな変革が起こりうる。
たとえば、人間の体内に薬の放出機能やセンサーがついたナノマシンを埋め込んだとしよう。
そのナノマシンをAIで制御すれば、体内の状況を常にチェックしたり、膨大なデータと照らし合わせて病気の発生を予測したり、必要に応じて自動で薬を放出できる。
『体内病院』とも言える状態が、AIの活用により実現するのだ!

■加速する進化!人間とAIの融合が、新しい人類を生み出す!

AIは各業界を大きく進歩させて、世界全体を塗り替える。
だが一方で、AIが人間を越えるシンギュラリティの問題もしばしば叫ばれている。
未来では、世界の主役は人間ではなくAIになってしまうのだろうか?

「人間とAIが融合した姿が、新しい人類だと考えています。人間とAIが相互に影響を及ぼすことで、互いの進化が早まっていくはずです」

パソコンは人間よりも高い計算能力を持つが、パソコンの登場により人間が用済みになったわけではない。
『パソコンを使いこなすことで、人間の能力が拡張された』というのが正解だろう。
それと同じように未来では、AIを使いこなすことで人類の能力が更に拡張されて、人間のできることの幅がより広がっていくのだ。

それにAIと人間は、互いに教え合うことも可能だ。
たとえば人間がAIに様々な料理のレシピを教えたとしよう。
AIはそのデータをもとにして、人間が思いつかない新しいレシピを生むかも知れない。
そのAIのレシピを見た人間は、それがキッカケで別のレシピを思いつくこともあるはずだ。

そんな風に、相互に影響を与えながら人間とAIの両方が進化していくのだ。
その進化の速度は、人間単独だった時とは比べ物にならないほど早いだろう。

『人間が上か?』『AIが上か?』という話ではない!
AIと融合して、急激に進化していくのが未来の人類なのだ……!

『誰もがAIを作れて使える世界』の実現は、AI普及を劇的に早めて人間の進化すらも加速させる!
AI insideがあらゆるモノにAIをinside(内包)させて、世界を塗り替える日はもうすぐだ!

漫画=朽葉こど(Twitter
取材・文=茶谷葉(Twitter
編集=井田峻平(Twitter

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