マガジンのカバー画像

未来想像インタビュー

62
「テクノロジーで世界を変える」スタートアップ企業や、新たな挑戦をする既存の企業を取材し、その世界観や想いをマンガで伝えます。
運営しているクリエイター

#ロボット

【人機一体】失われた未来を取り戻せ!~巨大ロボットが世界を救う~【後編】

人型重機が普及すれば、肉体の差による不平等は解消される。 筆者のように運動が苦手な人間でも、人型重機を使えばヒーローみたいに人助けができるかもしれない。想像するだけでワクワクする未来である! だが今のロボット業界は、工場で用いられるアーム型などの位置制御ロボットが主流だ。そんな世の中で、全く別系統の力制御ロボットを社会実装するのは容易ではないだろう。 そもそもなぜ金岡博士は、このような困難な挑戦をしようと考えたのか? ■悲劇を繰り返さないための力制御ロボット かつ

【人機一体】巨大ロボットが常識を覆す‼~人型重機で変わる未来社会~【前編】

巨大ロボットが登場する作品は昔から人々の心を熱くさせてきた。 巨大ロボットが活躍する未来を見てみたい! いつか自分も巨大ロボットを操縦してみたい!! 子供時代にそう夢見た人も多いはず。 筆者も同じ憧れを抱きロボット対戦ゲームをやり込んできた過去がある。 だが2020年現在、巨大ロボットはまだ社会に普及していない。 私たちが抱いてきた熱い夢はアニメの中だけの幻想なのだろうか・・・? 否! 巨大ロボットの社会実装に向けて奮闘している人は確かに存在する! 人とロボット

【withロボット】未来のロボットと『余裕』が人類を進化させる!世界を繋ぐってどういうこと!?《後編》

『ロボットが家事や仕事をしてくれれば、余った時間で色んなことができるのに』 なんて思ったことはないだろうか? 人間はやりたいことを全部やろうとしたら、どうしても時間が足りない。 仕事や家事は、当然する必要がある。 子供や介護すべき老親がいる人は、その世話もしなくてはいけない。 でもテレビだって観たいし、漫画だって読みたいし、旅行もしたいし……。 筆者だって、できることなら趣味のゲームをもっとしたい……。 現代人にとって『時間不足』は選択の幅を狭める深刻な問題なのだ

【withロボット】少子高齢化の危機をロボットが救う!?労働力を拡張する頼もしい存在ugo!《前編》

2019年の時点で、日本の65才以上の高齢者比率は28.4%。 皆さんもご存知の通り、深刻な少子高齢化社会だ。 このままでは労働力不足で、どんどん日本が衰退するんじゃないか? そんな不安を抱えている読者も多いかも知れない。 しかし人手が足りないのなら、ロボットを活用するという手がある。 ■逆境をチャンスに変える!日本ロボット大国への道! ロボットの社会進出を進めるには、技術面の課題もあるし、 『ロボットが事故を起こした時の責任は誰が取る?』 などの法的・倫理的な

【GROOVE X】完璧じゃないからパートナーになれる~人間とロボットの未来~【後編】

近い将来、この家族の様にロボットと暮らすのが当たり前になるかもしれない。未来のロボットについて、皆さんはどんな想像をしているだろうか。 『ドラえもんのような人類のパートナーになるロボットが誕生するのでは?』と期待する人もいるだろう。 逆に『反乱を起こしたロボットに人間が支配されるんじゃないか?』と不安になる人もいるかも知れない。 明るい未来も悲観的な未来も、様々なSF作品で描かれているが……。 実際はどうなるのだろうか? LOVOTの将来像や人間とロボットの関係性が

【GROOVE X】“役に立つ”から“愛される”ためのロボットへ~LOVOTがくれる新しい形の幸せ~【前編】

心が荒みがちな現代人には、癒しとなる何かが必要だ。 犬、猫、鳥など、可愛いペットを見ていると心が癒されるという人はたくさんいる。 しかし賃貸ではペット禁止の物件が多いし、動物アレルギーなどでペットを飼えない人もいるだろう。家を長期的に空けることが多い人もなかなか飼いづらいのではないか。 ペットを飼って癒されたい! でも環境的に飼うことができない……。 そんな悩みに応えてくれるのが上のマンガに登場した家族型ロボットLOVOT(らぼっと)だ。 聞いたところによると、ペッ

【吉藤オリィ】孤独をなくす、たったひとつの冴えたやりかた【後編】

ALS患者など、寝たきりの人たちを孤独から救っているオリィさんだが、 自己紹介は今でも苦手なのだと言う。 『僕も苦手です』 自己紹介で覚えられなかった側の人が責められることは間違っている。 なぜならば、覚えてもらえるような自己紹介をしなかった側が悪いのだ。 『そうだ、その通りだ!』 だからこそ覚えてもらうために≒海馬にやさしい人間になるために、 自ら黒い白衣と呼ぶ、変わった格好を始めるようになったという。 『僕も欲しいです!』 ところで、我々は海馬にやさしい人間になれたで

【吉藤オリィ】君はもう独りじゃない~孤独のない世界を目指して~【前編】

東京タワーにほど近い場所にある“オリィ研究所”… そこは未来なガジェット、もといロボットを筆頭に様々なツールを開発している。 そんなオリィ研究所を牽引するのが、鳳凰院凶真…ではなく吉藤オリィさんである。 いや、まさに自分の発想を実現していく姿は正しき発明家と言える。 そんなオリィさんが心血を注ぎ産み出した「OriHime」が今、注目を集めている。 孤独を解消する分身ロボット「OriHime」を開発するオリィ研究所、ひいては吉藤オリィさんは、どんな未来を想像しているのだろう