はとばみなと

みなさま、はじめまして。 はとばみなとと言います。 ※写真を変更しました。 私が趣…

はとばみなと

みなさま、はじめまして。 はとばみなとと言います。 ※写真を変更しました。 私が趣味で書いている小説は『宇宙巡光艦ノースポール』といいます。 宇宙を旅する宇宙船の物語です。 一度、読んで頂けますと幸いです。 よろしくお願いいたします。 2023/11/02 はとばみなと

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[Information] はじめまして。『はとばみなと』と言います。

このブログサイトで『宇宙巡光艦ノースポール』という小説を書かせてもらっている、はとばみなと、といいます。 よろしくお願いいたします。 簡単ですが、自己紹介をさせてください。 ■氏名 はとばみなと (一応、姓が「はとば」、名が「みなと」です) ■性別 男性 ■生年月日 ちょっと秘密ですが、ばりばりの昭和世代です ■現在地 神奈川県在住 ■出身地 静岡県 ■その他の土地 学生時代は愛知県で過ごしました ■職業 システムエンジニア(とある企業のIT部門で働いてます)

    • [Information] 近況報告など

      みなさま、 はとばみなとです。 えっと、ちょっと日があいてしまいました。これを書き始める前に見たところ、直前のメッセージが4月25日なので、1週間ほどあいたことになります。 でも、ネタ切れというわけではなくて、ちょっと、また、挑戦したいことが出てきて、それについて考えたり、ちょっと、準備を始めたりしていたら、今日になってしまったという感じです。 で、そのまま、黙ってるのも良くないかと思って、今日はここへ来ました。 えっと、大変申し訳ありませんが、ここのサイトでの書き込み

      • [Side Story] 静かな海の攻防③

        ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 静かな海の攻防③ 日本。 国会議事堂。 予算委員会。 「はい、了解です。協力に感謝します。」 委員会室で席に座っている古淵総理は、小声で話していたケータイの通話を終えると、スーツの内ポケットにしまいました。 「総理、米軍からの連絡です。」 その古淵総理に、稲田防衛大臣がメモを渡しました。 「うん、内容は同じだな。たった今、ガーランド大統領から連絡があったのだ。」 実は、古淵総理が政権に就いてすぐの国際会談で、日

        • [Side Story] 静かな海の攻防②

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 静かな海の攻防② シーライオンは太平洋でテスト飛行を行っていました。さのシーライオンを攻撃すべく、海中に潜む、中国潜水艦『潜龍』。そして、それを阻止しようと接近するアメリカ海軍『ブルーキャット』以下4隻の潜水艦部隊。 シーライオンがテスト飛行を行っている舞台裏では、静かな攻防が行われていたのでした。 ブルーキャット艦長は、にやりと笑うと、乗組員に指示しました。 「よし、驚かしてやろう。全艦、ピング、撃て。」 ピング

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        [Information] はじめまして。『はとばみなと』と言います。

          [Side Story] 静かな海の攻防①

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 静かな海の攻防① シーライオンは、初めての長距離飛行試験を行っていました。まだ、宇宙空間ではなく、地球の大気圏内だけでの試験ですが、未来の技術を使って建造されたシーライオンが長い距離を、長時間、飛行するのは初めてなのです。その意味で、非常に重要な試験なのでした。 現在、シーライオンは、北太平洋を飛行しています。空は晴れて、海は波穏やか。その海上をシーライオンは滑るように飛行していました。 「前方にキスカ島を確認。距離、

          [Side Story] 静かな海の攻防①

          なんか、今日は朝から気持ち的におかしいです。ストレスがものすごく溜まっていて、そのせいか、午前中から菓子をバリバリ、ボリボリ。やばい。柿の種、3袋目です。※6袋入りの柿ピーです。休みたい気持ちも山々なのですが、やりたいこともいっぱい。どうしよう。

          なんか、今日は朝から気持ち的におかしいです。ストレスがものすごく溜まっていて、そのせいか、午前中から菓子をバリバリ、ボリボリ。やばい。柿の種、3袋目です。※6袋入りの柿ピーです。休みたい気持ちも山々なのですが、やりたいこともいっぱい。どうしよう。

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑩

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 久しぶりの帰省⑩ 2日後。 穴水駅。 「じゃあ、私は行くね。」 舞さん、電車のドアの前で笑顔で言いました。見送りは、お父さん、お母さんと萌さん、さらに、舞さんの友人が2人、来てくれました。 「結婚式の日程が決まったら、連絡してね。」 「うん。でも、本当に来れるの?」 萌さん、ちょっと心配げです。でも、大丈夫。昨日、舞さんが日高基地にいる大森さんに連絡したら、 「もちろん、出席してあげてね。まだ、地球にいるんだし。

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑩

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑨

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 久しぶりの帰省⑨ 妹の萌さんに背中を押してもらった舞さん。 そして、その萌さんには、幸運の女神が微笑んでくれていたのです。 「あとね、一応報告なんだけど。」 「ん? 何?」 萌さん、実は、その話をするために舞さんの部屋に来たのです。 「・・・、あたしね、結婚するの。」 舞さん、とっても驚いた表情に変わりました。確かに、長い間、家には帰ってきていませんでしたが、そんな話が進んでいたなんて。 「えっ!? 誰と?」

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑨

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑧

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 久しぶりの帰省⑧ 2週間後。 おばあちゃんが亡くなって、悲しむ間もなく、慌ただしい日々を過ごしていた舞さん達。その忙しさもやっと落ちついてきました。 舞さんが、今もスペースとしては残っている、自分の部屋でゆっくりと休んでいました。ダンボール箱やら、扇風機やストーブなどの季節ものがかなり置かれていて、だいぶゴタゴタとしています。でも、舞さんが使っていたベッドも机もそのまま置かれていて、確かに、ここで自分が生活していたんだ

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑧

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑦

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 久しぶりの帰省⑦ 翌朝。 「おばあちゃん、おはよう。」 お母さんが、おばあちゃんの部屋のふすまを開けました。 「おばあちゃん?」 おばあちゃん、まだ眠っているのでしょうか。お母さんはベッドの横まで行くと顔を覗き込みました。 「・・・」 おばあちゃんは、目を閉じて静かに眠っているようです。おだやかな顔をしています。 でも、 お母さん、何かに気付きました。 いえ、直感的に分かったのです。素早く立ち上がって、走

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑦

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑥

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 久しぶりの帰省⑥ 舞さんが育ったこの家には、実は、もう1人、ご家族がいらっしゃいます。 おかあさんがリビングの東側のふすまを開けて廊下に出ると、その向かい側のふすまを開けました。舞さんもついて行きます。 「おばあちゃん、」 窓からは明かりも差し込んで、また、景色も素晴らしいです。何しろ、道路から3mほどかさ上げした上に立つ家の3階です。街並みが少し続いた向こうには海が広がっています。昼間は目立ちませんが、夜は対岸の岬

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑥

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑤

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 久しぶりの帰省⑤ みなさま、 はとばみなとです。 昨日、1日お休みした、池上さんの帰省の話の続きになります。 生まれ育った家に戻った池上さん。ノースポール・プロジェクトに参加していて、来年初めにはノースポールに乗り組んで宇宙に行くことを、お母さんと、妹の萌さんに伝えました。 やや不安げなお母さん。賛成してくれた萌さん。 そうこうしていると、玄関のドアの開く音がしました。 「お父さんかしら?」 お母さんがそう言っ

          [Side Story] 久しぶりの帰省⑤

          [Information] 声

          みなさま、 はとばみなとです。 昨日の夕方、久しぶりに『ちびまる子ちゃん』の放送を見ました。 先日、亡くなられた、TARAKOさんが声を担当する最後の放送だとのことでした。※放送の内容自体は、以前の再放送だそうです。 私自身、ちびまる子ちゃんは、それほど見ていたわけではないのですが、それでも、あの独特の声は、『まる子ちゃんの声』として頭に焼き付いているので、もう聞けないのかと思うと、少しかしこまって見てしまいました。 同じように、子供の頃は当たり前のように聞いていた声が

          [Information] 235億kmって、どのくらい?

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Information] 235億kmって、どのくらい? みなさま、 はとばみなとです。 ※申し訳ありません。池上さんの帰省のお話しはまだ続きがあるのですが、1日お休みさせて下さい。 以前も紹介しましたが、私が毎日チェックしているWebサイトに、『sorae』という、宇宙の話題を扱っているサイトがあります。そこに、先日、4月9日に、無人探査機『ボイジャー1号』の情報が掲載されました。以下にURLを記載します。 簡単に書くと、現在、ボイジャー

          [Information] 235億kmって、どのくらい?

          [Side Story] 久しぶりの帰省④

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 久しぶりの帰省④ みなさま、 はとばみなとです。 舞さん、リビングの真ん中に置かれたテーブルの窓側の席に座ると、ゴロンと横になって思い切り伸びをしました。 「あー、なんか、なつかしーー。」 家にいた頃にいつも座っていた場所です。 「さあさあ、とりあえず、お茶でも飲んでね。」 お母さんが温かいお茶を入れてくれました。 「んー、おいしい。」 お母さんも座りました。舞さんの隣です。萌さんが向かい側に座りました。実は

          [Side Story] 久しぶりの帰省④

          [Side Story] 久しぶりの帰省③

          ■宇宙巡光艦ノースポール [Side Story] 久しぶりの帰省③ みなさま、 はとばみなとです。 舞さんは久地さんと別れて、これまで来た道をそのまま進みました。家の方に曲がる手前に、舞さんの家で使っている、カキの作業小屋がありました。舞さんの実家は、カキの養殖をしているのです。舞さん、小屋の中を覗いてみました。 男性と女性が何人かで作業しています。カキの出荷に使うケースを水洗いしている女性もいます。表に止めた軽トラから荷物を降ろして小屋の中に運び込んでいる男性もいま

          [Side Story] 久しぶりの帰省③