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OB訪問を有意義にするために勝手に分類してみた

こんにちは!
タクトパスです!

春からいきなり真夏になり暑すぎて溶けそうな日々が続いていますね。
おかげさまで無事アイスに手を出しデブまっしぐらです笑

なんとか夏まで踏みとどまれるように頑張ります笑

さて今回も先週に引き続き就活チックなことを書いていきます。

就活をするにあたり社会人に話を聞く機会が多くなります。そう、OB訪問です。

OBという括りではなく、様々な社会人の方に話を聞かせていただいている人もたくさんいるとは思いますが、今回は社会人との面談=OB訪問という前提で話します。

僕自身も、なるべく様々な価値観を知るために、OBに拘らずに話を聞く機会を作っていただいています。


OB訪問は3分類できる

僕が色々な人の話を聞いてきた中で、OBは三つの大枠で分類できると感じました。

① 企業・業界について具体的に話すタイプ
② 普遍的な(成功の)本質を話すタイプ
③ これからの未来に新しく広がる可能性を話すタイプ

基本3つのタイプに分けることができると考えています。

ただこれだけを見るとなんのこっちゃとなると思いますので、なぜこのように分類できるかをちゃんと説明していきます笑


目的をしっかりすればおのずと話を聞くべき相手が見えてくる

前回のこの記事で“目的と手段”の話を取り上げましたが、ここでもその原理を使用しています。もしまだご覧になってない方がいましたら、ぜひこちらから。

これほど目的を強調している身として、OB訪問にももちろん目的なしでするする訳にはいきません。なので、この分類も僕の目的から作られています。

まず、社会人の方から話を聞く理由を何かと考えてみました。
自分が話を聞く目的はなんなんだろうと。

そこで出た結論は

(1)志望する業界・企業の具体的な情報が聞ける
(2)自分自身の将来・キャリアプランについて相談ができる

という2点でした。

次にここからそれぞれについてもう少し深掘ります。

(1)については誰が話してもある程度同じ話だという結論になりました。

年次が高ければ当然多くの情報を含んだ話になりますが、話の大枠は同じになります。
一般化、標準化した話ということができるでしょう。

こういった方は「① 企業について具体的に話すタイプ」に分類しました。

一方で、(2)はもう少し深掘りができそうでした。

(2)に分類されるような人の話は、話し手によって内容がかなり左右されます。
なぜなら、話の中心が自分であり((1)は企業中心)、その自分に対して相手の人生やキャリアからの意見を得ることになるからです。

例えば僕がビジネスを起こしたいという目標に対して、留学を勧めてくる場合もあれば、まずは就職を提案してくる場合もある。と思ったら、とりあえず学生のうちに一回起業した方がいいという場合もあるといった感じです。

それぞれの人がそれぞれの経験や知識から提案を導き出してくれることは、自分にとって新たな可能性を得ることと同じだと感じました。

その提案の中でもう一つ分類できることに気づきました。
それは、その提案に対する根拠の時間軸が異なるということです。

もう少し具体的に言えば、過去の経験から得た重要な本質をベースにしたものと、これから迎える激動な未来をベースにした二つです。

具体的といいつつ全く具体的になってない気もしますが、この2パターンの前者が3分類の②であり、後者が③になります。

各分類のより具体的な話は後述しますので、今はニュアンスだけで留めておきます笑

つまり、

(1)志望する業界・企業の具体的な情報が聞ける
→① 企業・業界について具体的に話すタイプ

(2)自分自身の将来・キャリアプランについて相談ができる
→② 普遍的な(成功の)本質を話すタイプ(過去ベース)
 ③ これからの未来に新しく広がる可能性を話すタイプ(未来ベース)

というように目的から分類してみたということです。


3分類の特徴

それではよりイメージがつくように、それぞれの特徴を書いていきます。

① 企業・業界について具体的に話すタイプ

これが最もベーシックなOB訪問だと思います。
自分が興味のある企業や業界について、その概要を掴むことができます。

相手は企業人の方が多く、ある会社についての個別具体的な質問をすることができる機会になります。

ただし、前述の通りある程度一般化した話であることが多く、個人的には自分の認識が間違っていないかどうかを確認することがほとんどだと感じます。

当たり前すぎるかもしれませんが、大まかな概要は事前に調べて行き話の前半でさっと確認だけして、より細かい話やぶっちゃけ話を聞くことに時間を割く意識でいるべきなのかなとは思います。

僕自身は本当に行こうと思った企業のみこれを実践しました。
その他は業界の全体図というか大きな軸となる部分さえ知れれば良いと考えたからです。

② 普遍的な(成功の)本質を話すタイプ

これはある程度成功したと言われる人に多いです。
特に50歳前後から上の年齢になるとこうのようなタイプに分類されます。

このタイプの人は、他の人とは異なる厚みのある人生の経験から、大切にすべき要素を話してくれます。


若い時にはこう言った視点をもった方がいいだとか、このくらいの年齢になるとこう言った壁にぶち当たることがあるだとか。

どちらかと言えば本とかでも知ることのできる本質論中心ですが、その人の経験とあいまって自分の中にストンと落ちてきます。

実際に「話を聞く」という行為を経ることで、自分の中で情報を理解することが出来ます。

また、こういった方々は自分の人生だけでなく、他人の人生についても深く理解していることがほとんどです。

特に、成功者は成功者と関係を築いていることがほとんどなので、その人に関係ない面白い話も聞けたりします。


③ これからの未来に新しく広がる可能性を話すタイプ

このタイプは自分の未来に向かって突き進む若い世代に多い印象です。

若いからこそ持ち合わせる膨大なエネルギーと、未来への希望というか野望がビシビシ伝わってきます。

そこに加え、若ければ若いほど、僕たち自身が直面するであろうこれからの世界像をより鮮明に考えています。

ある程度年を重ねた人はそれまでの成功経験と資産で逃げ切ることができるのでそこまで深く未来をとらえる必要がない一方で、若ければ若いほどこれからの未来から大きな影響を受けます。

そのため、若くて優秀な人であればあるほど未来についてものすごく深く考えています。

もちろん正確に未来を予測することは不可能であり、激動の時代ではいつなんどき何が起きるか全くわかりません。

だからこそ常に未来に視座をおき、自分の将来を思考し続けることが大切であると、話を聞く中で痛感させられます。

僕たちがこれからの時代を担っていくためには、このタイプの人たちの感性に触れ続けることが最も重要なんだと思います。


以上が3タイプそれぞれの特徴です。
誰に話を聞きに行けば良いとかではなく、要はバランスです。

僕としては②③の方の話はとても面白いのでオススメですが、まずは“話を聞く”という行為がとても魅力的です。

本を読むこととはまた違った情報を得ることが出来ます。

社会人の人に話を聞きにいくことはとても勇気がいるかもしれませんが、得ることのできる経験を考えれば聞かない理由はありません。

まとめ

今回もまとめていきます。

① OB訪問は目的から考える
② 社会人は話の内容によって3分類に分けることができる
③ まずは勇気を持って話を聞きにいくことから始める


おそらく多くの人は①の方に話を聞きにいくことが多いと思います。
ただ、先ほども書きましたが、②③の方が個人的には圧倒的にオススメです。

これまでは大人の話といえば、教師やコーチといった人が大半でしたが、こういった方々に出会い、大人の印象が一変しました。

これほどまでに面白い話を聞くことができるのかと、毎回感動すらするほどです。
それと同時に自分の未熟さを感じるわけですが笑

就活は終了しましたが、僕は学生の間にもっと話を聞きにいきます。
より良い未来を作る仲間として、皆さんにもぜひより多くの人の話を聞いてみてもらえると嬉しいです。

読んでいただきありがとうございます!僕の経験がみなさんの生活を少しでも前に進めることができれば最高です!サポートしていただいたことでできた経験はもちろんnoteに投稿します!