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自伝シリーズ

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2020年4月の記事一覧

5-中学時代

私の中学時代の記憶といえば5割勉強、4割部活、1割学級委員会の活動に占められると言っても過言ではない。自らそのように望んだのもあるが、それぞれの活動により自由時間がほぼ無い日々で、かつ精神的なプレッシャーを多く抱え負担の大きい中学時代だったが、総じて充実した記憶に包まれている。

幸運か不幸か、小学生の頃に家庭の荒廃、紛争地化、冷戦化を体験したことによって、中学に入る頃には「勉強しなければいけない

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4-小学校5年生

小学校4年の終り頃、父親が会社をクビになった。その直後、家族に相談することなく自ら会社を立ち上げ、家の貯金600万円を使い果たし数十万円の借金を作った。母親とつかみ合いになり、その後半年以上一切会話をすることは無かった。家賃や食費、光熱費は母親のパート収入のみで食いつないでいた。

小3の夏、無理やり転校させられて以降、友達に恵まれた僕は新たな土地での生活に満足していた。放課後はよく友達の家に集ま

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3-小学校3年生

実は4歳からは千葉県松戸市常盤平というところに住んでいた。そこで幼稚園に入り、毎日楽しく過ごしていた。遊ぶのが好きで、休み時間は毎日、早い者勝ちのキックスケーターを取り合っていた。帰宅後も近所の公園で、ブランコ靴飛ばしやサッカー、鬼ごっこで遊び、近所に沢山の友達ができた。

そのまま幼稚園時代の多くの友達と共に、学区の小学校に入学した。勉強は嫌いで、放課後友達と遊ぶことばかり考えていた。住んでいた

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2-大学生前半

 晴れて慶應理工学部に入学できた。勉強以外の面でも、サークルやバイトなど新しい世界が始まると思うとものすごくワクワクした。体育会はちょっと違うなぁ、でも何かに打ち込みたいよな、友達たくさん欲しいな、何より成長したいよな、そんな時にたまたま”英語”のサークルと出会ったのだった。

 始めは勉強やバイトなどを頑張って、サークルは週に2日くらい行ければ良いよなと考えていた。しかし、気が付いてみたら毎日の

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1-高校時代

高校入学後は、はじめバスケ部に入っていた。順調に過ごしていたが、一年の夏休み空けの練習で左足首をひどく骨折してしまい、医者に全治3,4ヶ月、長くて半年と言われた。それでも僕はバスケを続けたかったからギプスの足を引きずりながら部活に出ていた。見学や裏方作業をこなしていた。

 しかしある日母親に「何で運動できないのに部活行ってるの?もっと自分の体を大切にしなさい。時間の無駄でしょ。将来のために勉強す

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私は何者か?

おはようございます。こんにちは。こんばんは。これを読んでいる読者さんはおそらく私のことをご存じかと思います。突然ですが、私は色々な人生について考えることが好きです。自伝を書いています。大学1年の終り頃、過度なストレスから体を壊し、その後家でゆっくりする時間が多々ありました。また、折に触れて新しい人と出会い、語り合い、また、小中同窓会に招待され、様々な人たちと人生について語り合ったりする中で、自分の

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