政所茶レン茶゛ーとSDGs
こんにちは。政所茶レン茶゛ーのもりいです。
今回は今後の予定の話から、SDGsの話をしたいと思います。
政所茶レン茶゛ーは近江楽座というプロジェクトの一部の団体です。近江楽座自体がSDGsの実践を目指しているものなので政所茶レン茶゛ーもSDGsを行なっている。ということになっています。
しかし実際私が2年とちょっと活動してきてSDGsを意識したのはほんの1回だけ。SDGsの大会で司会をさせてもらった時に、「あなたの団体はどんなSDGsをしてるの?」と聞かれた時でした。(なんと答えたかは覚えていません。笑)
政所茶レン茶゛ーの活動はSDGsを目的として行なっているものではないのかもしれません。
しかし、そうも言っていられない事態になりました。
県内のとある高校にてSDGsの実践団体としてお話をさせていただく機会をいただいたのです。
大学生とはいえ教壇に立つ身として全く知りませんわ。なんて許されません。手始めに目標と達成基準に目を通しました。
その感想として地産地消や食品ロスを減らす、まちづくりの話や自然の豊かさを守るなど当てはまるなぁと思う点はいくつかありました。SDGsに取り組んでいる幾つかの企業の紹介も見て、高い志を持っていて素晴らしいなぁと思いました。
さて、政所茶レン茶゛ーはどうなのでしょう。
少なくとも私は、高校生に見習ってもらうような高い志は持っていません。
せっかく汗水垂らして作ったお茶だから捨てたくない
自分たちの手で政所茶の良さを広めたい
販売に高い交通費はかけたくない
どうせ作るなら体にいいものを
どうせやるなら楽しくやりたい
こんな自分たちのこうしたいという目的がたまたまSDGsの」目指すものと合致しているのでSDGsと重なっているのだということがわかりました。
SDGsは価値観なのだと思いました。そして同時に手段なのだと思います。
かつて、大量生産大量消費をし未来のことは考えないという時代がありました。一番たくさん作ってたくさん売った人がエライ。という価値観だったと習いました。
SDGsは大量生産大量消費とは違う、物事の考え方の一つなのだと思いました。今の豊かさも大事だけど未来の豊かさも同じくらい大事だよね。という考え方を実践するのがSDGsなのかなと思います。
未来の豊かさも今の豊かさも大事という考えが実践されるという目的ために、みんなで取り組む目標がSDGsであり、SDGsの実現自体は最終目標ではないのかなと思いました。
またSDGsは価値観なのでそれを実践するためだけに活動するのも違うということもわかりました。SDGsを実践するどの企業もSDGsを達成するために働いているわけではありませんでした。
それらの企業はその企業の目的(多くはお金を稼ぐこと)のために働く中でSDGsの目標を実践する取り組みをしていました。自分たちの目標を達成する過程の中にSDGsという目標をうまく取り入れて経営されていました。
政所茶レン茶゛ーもそれでいいのだと気付きました。
楽しいことがしたいというごくありふれた大学サークルの目標の中にSDGsの視点や実践を取り込むだけでいいのかなと思いました。
お話しするときはこんなことを伝えられたらいいなと思います
政所茶レン茶゛ーのお店→https://mandocoro.thebase.in